松田:人類より進んだ知的生命を宇宙で探すとき、闇雲に探しても見つからんから何かしら仮説を立ててそれに基づいて探すわけやけど、その中でめっちゃ好きなやつがあるねん。
みなと:なにそれ。
松田:人類よりはるかに高度な文明を築くためには相当のエネルギーが必要やけど、そのエネルギーをどう確保しているかを考えると以下のような仮説が成り立つと。つまり、きっと彼らは恒星をダイレクトにエネルギー源にしているんじゃないかって言うねんな。
Y:へー。
松田:だから恒星の周りを人工物で取り囲んでいるはずだ、っていう仮説があって、そのむっちゃでかい人工物を探せばいいんじゃないかって言って夜空を見上げている人達がいる。
サンキューNASA
みなと:ちょっと不思議でさ、それってさ、そもそも恒星に住んでエネルギーを使っている可能性はないのかな? なんで外から取り囲まないといけないんだろう。
Y:でも、恒星に住みながら生命として存在し続けようと思ったときに…
松田:みなと太陽に住めんの?
住めんの?
みなと:でもなんか、ギリいけそうじゃない?
Y:いけそうってどういう…笑
松田:まあなんしか具体的にはイメージできひんやん。みなとの言う恒星に住むっていうのは、さっきの仮説よりきっとまだ先の話でディテールも十分にイメージできひんから、その一歩手前にあって、十分に説明的な仮説が立てられて実際に観測可能なのがさっきのやつなんちゃう?
松田:で、さっきの仮説の人工物は、さすがに恒星の球面にあまりに近いとまずいから、きっとかなり遠くから恒星を覆っているだろうって話になる。
Y:笑
松田:だからマジでデカい人工物を探すことになるらしい。
ダイソン球 – Wikipedia→
2019年9月13日
虎ノ門 マンションの一室