河東:
松田:矜持を宿している笑
中垣:
河東:ガッキーとおれが感じてる違和感は一緒やで。違和感と言うか、シンプルに困ってる。
中垣:困ってるよね。
仕事辞めたらいいのに
松田:だから中垣はさ、
中垣:笑
松田:あの話めっちゃ好きやねん。もう一回してや笑
中垣:笑 内定式の会場がペニンシュラで、内定者100人くらいが集まっててんけど、
河東:はいはい。
酒井:笑
中垣:それがすごい気になってて。で、知り合いが同期におったから一緒に喋っててん、
松田:うんうん。
中垣:でもその話を聞きに来た他の女の子とかは「うーん…」みたいな顔してどっか行くし…
倉留:笑
中垣:なんで?って。
倉留:別に気付くべきではない笑
松田:でもさ、中垣の言う通りやで。たぶんやねんけど、
ペニンシュラのカトラリーはどうやらシェフィールドらしい。一生大英帝国やってろって感じだな
河東:そっちの話?
倉留:笑
松田:で、しかもそのメッキがかなり分厚いねん。
たぶん30ミクロンから40ミクロン
中垣:そうそう。
河東:まだその話するんや。
松田:でな、シルバーって他の金属より圧倒的に白いねんな。プラチナとかホワイトゴールドと比べても、
あるいは中垣の同期全員がクリストフルに囲まれて暮らしている上流階級である可能性はある。ステンレスのカトラリーなんて知らないのかもしれない
中垣:そうやんな。興味無くても、確かになんか違うくらいはさ…
倉留:笑
河東:おれ彼女が中垣と同じ会社やから、聞いてもし気付いてなかったら…
中垣:絶対気付いてない。
河東:終わったな。
松田:でもこれさ、
中垣:言ってたね。
松田:彼は東大の先生やけどさ、
河東:知ってる知ってる。やばおしゃれ。
これはちょっとすごい
松田:たぶん、おれなんかより全然服のこと好きやねん。
松田:つまり
中垣:うんうん。だからさ、普通に生きてたらそのパンツそんな履き方せんやろってやつっておるやん、あれはあかんねん。
松田:そうそう。
中垣:
それがなんであれ、何かが自分には関係ないと思ってるやつがむっちゃ嫌い
松田:そうそう。で、そういう誠実さって大事ですよねっていう文脈で言うと、やっぱりみんなそのスプーンには気付くべきやってん。
中垣:まあ興味無いとかはあり得るよ、でも違うよねくらいは言ってくれてもよかったやん。
中垣:しかも結構思うのが、
松田:だって自分とは違うってみなさないと、自分にはその能力とか知識が無いっていう認識を避け得ないやん。
中垣:あー、そういうことなんかなあ。なんか
松田:線を引いて「自分とは関係ないあっち側」ってしちゃうよな。そうせな同じ土俵に立ってまうから。
倉留:なるほどね。
2020年5月23日
Aux Bacchanales 紀尾井町
ペニンシュラホテルのアフタヌーンティー、はい素敵素敵。