脇山:
松田:食べてるよ。ヨーグルトと牛乳はよく食べるし、あとはほぼパン。
岩の字に思いをはせていただきます
脇山:笑
松田:スーパーには様々な食事の選択肢があるけれど、
ラインアップ – PASCO SPECIAL SELECTION
脇山:なるほどね。確かに。
松田:おれはそれでいいねん。ていうかさ、
脇山:なんで?笑
松田:「美味しいご飯が好き」は「気持ちいいセックスが好き」と一緒ってずっと言ってるねんけどさ…
犬でもセックスは好き
脇山:あー、そういうことね。
松田:その肯定的な評価の根拠って主には生理的なインプットでしかなくて、そこに知性はないわけやん。
脇山:はいはい。
あっ…
松田:あー、確かに言ってた。今言ってることと真逆やん笑
脇山:そうだよね笑
松田:
c 不誠実な中流根性
脇山:あー。
松田:おれはスーパーで必ず決まったパンを選ぶけれども、それは別に完全食的な、
SONYのRX100と同じなんです。本当はライカが欲しいんです
脇山:ほうほう?
松田:取り得る選択肢の中ならそれが一番不幸にならずに済むって感じかな…うーん、難しいな。
松田:おれがモヤモヤするのは、
脇山:なるほどね。
松田:ただただ
🤮
脇山:あー…
松田:なんぼ言うても…まあ寿司でもなんでもいいけど、そっちが選べるならそっちを選ぶやろという話。でもおれは、それでもええ食事よりパンの方がいいねん。
脇山:それはそう…
松田:うーん、そうやんなぁ。ちょっと待ってな…
脇山:笑
松田:
脇山:あー、それはそうだね。ビーガンとかベジタリアンと一緒だよね。何なんだろう、他人に対してある種の強制力をもって言ってる感じがあるよね。
松田:うんうん。
脇山:
本文にはあまり関係ありませんが、「なんでこうしないの?」という形の疑問はあまり賢明ではありません。この形の疑問には、自分も相手も一人格としてそれぞれなりの判断のもと合理的な選択をしているという視点が欠けており、当然そうするべき判断と選択を相手はしていないという態度が前提になっています。「僕はこう考えてこうしているんだけど、君はなぜそうしているの?」と聞くのがよいのではないでしょうか。
…みたいなことを、腰まで髪を伸ばしているときによく思っていました。みんな「なんで切らないの」って聞くけど、髪の毛に関しては切る方が積極的な選択であって、特に切る理由がないから勝手に伸びてるんじゃんって。
松田:そうそう。だからね、世の中に完全食だけ食べてる人がいたとしても、その人の選択自体を否定する理由はない。そういう感じかな。
完全食「COMP」は現代人の福音となるか? 開発者 鈴木優太×メディアアーティスト 落合陽一対談 – マイナビニュース
完全食を食っていい人はこういう人達って感じで、とても楽しく読めました
松田:あとはまあ、ややイデオロギーな話ではあるけど、食生活ひいてはそれが貢献してる人間の生を考えたときに、
脇山:あー。
松田:確かに食事摂取基準という話でならそれで必要十分といい得るのかもしれないけれど、それはほんまなんかと。完全食っていうのは分かるねんけど、
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 – 厚生労働省
水溶性ビタミンの項目だけで57ページ。国ってほんと偉いな
脇山:あー、そうだよね。それは分かる。
松田:例えば、おれは別に豊かな食生活を送ることに興味はないからいいんだけど、食事が人生にとって大きな意味を持っているような人の場合、彼に主観的な豊かさが剥奪されたケミカルだけを与えても、
松田:だから完全食を食っていいのは、やるべきことで24時間365日が埋まってる人だけやで。
c 人生の蓋然性
脇山:笑
松田:並の人間が完全食に移行しても、日々の楽しみがなくなるだけやから。
2020年7月29日
下北沢 ざこや
携帯電話中継塔やソフトウェアの開発に行き詰まり、自身も食事に困っていたロブ・ラインハートにより2013年に開発されたsoylent。調合を「オープンソース」としてブログに公開したことをきっかけに話題になり、初めての製品版はクラウドファンディングで販売された。
同様の製品として日本ではCOMPが知られている。COMPの開発者は当初、日本で入手できないsoylentの代わりとなるものを自作しており、そこから起業につながった。