Categories
TOKYO 人生

両親とは人生で残り何回かしか会えないんじゃないか問題

5 months

5 minutes read

河東両親ともう何回もは会われへん…っていう。

松田:いや、でもそれはあるよ。

河東:これはもう一生言ってる話やけどさ、そもそもテーマにあげたきっかけは、友達のかいきくんが急に風呂で泣いたらしいねんな。

みなと:はいはい。

河東:前日仕事で死ぬほど飲んだ次の日の朝、12時くらいに起きてシャワー浴びてるときに、ふと家族のことを思ったらしいねん。あのチャランポランなかいきが。

松田:笑

河東毎日よく分からん仕事をして酒を飲んで、合コンしてナンパしてエッチして…おれは何をしてるんだみたいな気持ちになってんて。

松田:はいはい。

河東:それで気付いたらシャワー浴びながらぼろぼろ泣いてて、お父さんとお母さんに電話せなあかんみたいな感じになって電話したって。

松田:おお。

河東:あとあれか。なんかその日の朝とかに、おばあちゃんがガンかもしれへんから入院しますみたいな連絡が実家からあったらしいねんけど、それに気付いたのが酔っ払ってたせいで6時間後やったらしいねんな。

松田:うんうん。

合コンしてナンパしてエッチしてる話、完全に流れ弾やん

河東:ほんでぼろぼろ泣いたと。そっから電話して、結局おばあちゃんは大丈夫やったらしいねんけどな。それで親孝行とかしたいからって言って…なんかおじいちゃんが死ぬほど阪神ファンらしくて、もう日々の機嫌が阪神の調子と完全な相関関係にあるらしいねん

みなと:笑

松田:それ因果って言うねん。

河東:で、おれは会社が甲子園に年間契約席みたいなんを持ってんねん。めっちゃええ席で企業が接待に使うみたいなやつ。

中垣:はいはい。 

河東:それを用意できひんかって言うから取ったってんな。「裏のルートから仕入れた」って言って招待してあげたらしいねんけど。

松田:うんうん。

河東:で…昨日か。その席でしわくちゃな顔でめっちゃ嬉しそうにビール飲んでるおじいちゃんの写真を送ってきてくれて。

松田:はいはい。

Screenshot: Google

負けとるやんけ

河東:みたいな話がありつつ…ガッキーとか松田もそうやけどさ、実家が大阪やと年に一回会うか会わへんかで、それでせっかく会ってもすぐに嫌になって帰るみたいなことを毎年末年始やってるわけやん

みなと:笑

河東:これどないしようかねと思って。

松田:まあまあ。

河東:なんか誠実に向き合ってへんなって感じがするの。人は80歳くらいで死ぬとしたらあと何回もは会われへんし、そのことに対して意外と気持ちもあるのに、一回一回の振る舞いがこうなのはどうなんだ、みたいなところが自分でもあって。

中垣:あー。

河東去年の夏の帰省って、実はあと20回のうちの一回やったんちゃうか?とか。そのときおれはなんて言ったっけみたいな。みんなそこら辺ってどんな感じなんかなって。

中垣:でも上京するときはちょっと思ったわ。これあと100回切ったなみたいな。

松田:はいはい。

河東:上京って1000回を100回にするみたいなところあるもんね。

中垣:しかも上京するのって、その辺のネガティブなことはあんま考えんと決めてまうからね。あとは河東、親との関係性の濃さで言ったらおれが知ってる中で一番やしね。松田は一番薄い。

河東:まあ確かにね。親との何かを常に意識してる感じやし、家族の中での自分のロールも常に意識してるな。3人兄弟の中で親孝行せなあかんランク絶対に一位やし。

中垣:うん。

河東:…かと言って、わざわざ帰る気には全くならへんわけ。会えるもんなら100回でも200回でも会いたいねんけど、なんでそれは行動に移されへんねんやろう。

松田:最後に会うたんいつなん?

河東:最後は…年明けちゃう? 1月1日は毎年大阪にいるから。

まほ:なんか私は上京してきたの一年半くらい前なんですけど、むしろそこを減らすために出てきた部分はあるかも

河東:ふーん。

まほ:って言うのも妹が2人いるんですけど、そのうちの一人が先に就職で東京に行ってたんですよね。それで、その妹が今死んだらどうなるんやろうって実家で考えたことがあって。

松田:うんうん。

まほ:それってたぶんあんま悲しくなくて、それよりも今実家で一緒にいる妹が死ぬ方が悲しいなって…って考えたとき、親って死ぬじゃないですか?

松田:…まあそれはそう。

中垣:おれらも死ぬときは死ぬで。

死なへんのaiboだけ

まほ:って思ったとき、物理的に距離あったほうが悲しみ薄れるなって

松田:あー、テクいな。

河東:はー、なるほどね。

まほ:まあ東京に出ることになったファクターは他にも色々あったけど、今の話を聞いて、そこは結構強かったかもなって。

河東:でもそれはあり得る気してきたな。

みなと:ちょうど先週おばあちゃんが脚を骨折したんだけど、もう95歳だからこのまま歩けなくなってそのまま死ぬと思うんだよね。

河東:その年齢の骨折はもうあかんもんね。

松田:どうやった? 

みなと:思った以上に何も思ってなくて、シンプルに死ぬまでにやっておかなきゃいけないことだけ考えて、貸金庫に行かなきゃみたいなことは考えたけど。

松田:はいはい。

みなと:もちろんいざ死んだら悲しいんだろうけど、心理的な距離は物理的な距離にだいぶ左右されるなって。だから逆に、やっぱ会うと別れる瞬間は毎回辛いんだよね。ものすごい愛着を感じるというか。

松田:これな、もう決めの問題な気もするねん。だっておれ疎遠と言えばそうなんやろうけど、これはもう決めやもん。

河東:決めたってこと?

松田:なんやろ、別にポジションの取り方としてはファミリーウォーム路線はあったと思うねんけど、これはもうライナスの毛布と一緒やと思うねん

まほ:あー。

安心毛布 – Wikipedia

松田:だから本質的にドライというよりは、そっちでいくことにしたって感じ。てかそれより実家の猫がさ、そろそろ寿命やと思うねんな…

中垣:笑

松田:そっちはちょっと気になる。

中垣:なんかさ、悲しみたいみたいなのはあると思ってて、なんやかや言うても実家にはほとんど帰らへんわけやん。

河東:せやねん。

中垣:だからあれ…スタンド・バイ・ミーや。あれってさ、あの頃には戻れないぜだがそれがいい、みたいな感じやろ。結局あれだって当時に戻りたいわけではないやん。「はあ…」ってやりたいだけやん

河東:あー、まあまあ。

Image: Amazon.co.jp

スタンド・バイ・ミー (字幕版) – Amazon.co.jp

中垣:だから結局今のままでいいんじゃないのとはまず思う。で、これはおれにもあるし親の側にもあると思うんだけど、いざずっと一緒におったら、期待してた悲しさが訪れないことに若干のむず痒さが出てくる気がしていて

河東:あー、なるほどね。

中垣:もうここまで来てんから、リアルタイムの縁を持っている人ではなくなったわけよ。そうなった以上、どうやって悲しみを共有するかの問題なんじゃない。

河東:あとはおかんとおとんとで違う話な気もするよね。なんかおかんは男と女って感じやねんけど、おとんはもう知らんおっさんでしかないというか。

中垣:あー、そう?

河東:おかんとのラインとかね、「好きにさせたるこの女」みたいな感じ…

まほ:笑

松田:それ手前でめっちゃ有利やからね。

みなと:笑

河東:おれはちょっとそういう感じ入ってるわ。別に完全な肉親やから女として見られへんとかじゃなく…別に女としては見てへんけどね。

中垣:いやどっち?笑

みなと:笑

中垣なつきとかはさ、おかんよく東京来てデートしてるやん。あれはどういうやつなん?

松田:ソラックザーデとか行ってるよね。

河東:おかんとソラックザーデ行ってんの? 店におってええなりしてんの?

松田:笑

河東:でも逆に昔の意味分からん赤いカシミヤ着たりして、ある意味ソラックザーデみたいなんはあるかもしれんな。

中垣:笑

鶴橋のカシミヤ(ウール)

なつき:なんだろうね笑 でもおれは5歳くらいの時に両親が離婚して父親がいなくて、それ以来母親は夜まで仕事してて、だからそもそも独立する時期が早くて。

松田:はいはい。

なつき:だから今も、息子としてイチャイチャしてるというよりは、もっと家族としてやってるって感じがしっくりきてて。

中垣:ふーん。なつきはそれ嫌じゃないん? おれおかんが東京で一緒に店まわりたいとか言い出したら嫌やねんけど

なつき:まあ半分親孝行はあるけど、そもそも趣味が合うっていうのはあるかな。パシフィックファニチャーとか連れてくとすごい喜ぶし。

中垣:おしゃれなんやね。

河東:パシフィックファニチャー連れてったら…

中垣:「たっかいわぁ」

河東:パーツセンターは?

中垣「コーナンでええわ」

河東:まあそうなるわな、そうやんな。

2022年7月8日
commmonの部屋