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上司の裁量権の根拠

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中垣若手にはあまり裁量権がない、とかについて思うねんけどさ、確かに若手と比べて上司の方が仕事できるっていうのはあるねんけどさ、その内の半分以上は、裁量があるからこそ色んな人の役回りとかを知っていることに依るんじゃないかって。

中垣要はおれの立場と上司の立場は交換可能で、仮におれがそこに立たされてもその人の7割くらいのパフォーマンスは出せると思っていて。その代わりおれにとっては多少タフな感じにはなるけど。知識とか経験とか思考力とか、いわゆる年次を重ねたことに依ると思われている属人的な能力って、残りの3割とか、あるいはもしかしたらもっと少ないと思っていて。

中垣:で、何が言いたいかって、別におれに裁量与えろって言いたいわけじゃなくて。そんなんめんどくさいからやりたくないし。ただ単純に生産性の観点から言ったときに、若手ってやればもうちょいできるねんけど、その生産性がスポイルされている、なんでそんなことになっちゃっているんだろうって話。

松田:それはなんか、確かに思うな。

中垣それこそさ、寿司屋の修行はまず皿洗いが何年、次に米粒に触らしてもらうのにさらに10年かかりますみたいな。まあ知らんけど笑 そういうのってまじで意味分からへんやん。 一ヶ月でいいと思うねん、米粒触らしてもらえへんの 。

松田:一ヶ月でも嫌や笑

中垣:そこまでひどくはないけど、そういうことがまだ全然起こっていると思っていて。シンプルに効率が悪いなと

松田:世の中結構うまいこと、これは良くも悪くもやけど、いわゆる社会学の文脈で言うような官僚制が隅から隅まで行き届いているからさ、あっちとこっちを入れ替えても、人がやっていることはあくまでその人に付与された役割がやっていることやから…うまいこといくようになってる

中垣:それで言うとさ、そうじゃない、いわゆる官僚制が発達していない社会ではやっぱり年次が上の方が…

松田:うーん、どうなんやろな。

中垣:あと、さっきおれは上司って言ったけどさ、30代前半の人とか、そいつらは50代に対して同じことを思うんやろな。そのへんの年代になったら出世するかなんて単純に政治なんやろし

松田:あーね、つらぽよ。

*官僚制が発達していない社会では年次が上の人の仕事は…のくだりですが、そもそも役割や組織の構造が体系化されそれに応じて裁量が振られているのが官僚制社会なので、官僚制が発達していない社会における年次の上下という概念に対しては、中世の徒弟制の工房における師匠と弟子のような関係を想定するべきで、そこでは年次の上下に関係なくほぼ同じ仕事をしているため、年次の上下が即ち仕事への熟練の度合いとなっており、年次が上の人の仕事は年次が下の人の仕事と交換可能ではないと思います。

2019年9月20日
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