中垣:今
松田:はいはい。
靴下履きたくないから一年中サンダル
中垣:前にボードインアンドランジのベルジアンシューズをお勧めしたやんか。あれもそうやねんけど、
Sagan Classic Precious Leathers – BAUDOIN & LANGE
松田:はいはい。接地感とか?
中垣:まあソールは硬いから地面の凹凸をそこまで拾うわけではないねんけど、でもスニーカーよりは拾うし…
松田:あれやな、足と靴とのブレが少なそうやな。
中垣:そう、
松田:へー。
小学生のとき履いてた顔
中垣:スニーカーより履き心地が柔らかいねん。ランジなら元々ルームシューズやからもちろんやし、
松田:なるほど。まあ確かに、裸足やとライナーと靴下の滑る感じもないしな。
中垣:そう、これはこれで結構独特の履き心地やで。
松田:確かにありかもな。
中垣:ベタつくのが嫌ならグランズレメディ使えばいいしね。
中垣:基本ビーサンでいいとは思うけど、言うたかてあった方がええときもあるやん。そのときの選択肢として、
これでパレスホテルのバーからも追い出されませんね
松田:ただこれの問題はサイジングが難しいとこやんな。
中垣:まあ試着のときだけ薄いアンクルソックス履いて、きつめで買ったらいいんちゃう?
松田:そういえばvisvimのブーツを買ったときは、
倉留:へー。
松田:ただvisvimの店員はね、
中垣:スタンス笑
松田:ありがとう中村ヒロキ、って感じ。
倉留:そのブーツ履くときは靴下履いてるん?
松田:いや、
皮ズルズルに剥けたっすね
中垣:あれまだ持ってるん?
松田:うん。あれは見た目がすごい気に入ってるから手放したくない。
The visvim 7-Hole ’73-Folk Returns for 2017 Spring/Summer – HYPEBEAST
中垣:
松田:あー、あったね。同じディテールのモデル。
松田:あの靴ね、すごい愛着を持ちやすいねん。中村ヒロキがどっかのインタビューで言っててんけど、昔の服を見てたら縫い目が乱れる瞬間がある、それを見て針子さんが眠かったのかなって想像するって。そういう
中垣:はいはい。
松田:あとこれはまた別の話やねんけど、visvimのブーツって台湾に住んでる職人親子が作ってるはずやねん。きっと何かしらの必然性があってわざわざ台湾で作ってるんやろうけど、
中垣:笑
松田:でもね、その辺を踏まえて見てみると、確かに
中垣:はいはい。
松田:「まさにこれをいただきます」って気持ちになれるねん。あのブーツはすごくいい買い物やったよ。
中垣:とはいえさ、イタリアのサルトのハンドステッチも「独特の味わいが…」とか言ったりするけど、シャツに署名するのブログでは
シャツNo.119 Giovanni Inglese ジョバンニ・イングレーゼのシャツ – シャツと休む
松田:笑 なるほどね、まあシャツは難しいよな。素材が柔らかいから、雑さが出たら全体がそういう雰囲気になってまうやん。
中垣:言い出したら
アリなのかナシなのか一生分からん
中垣:だからまあ、なんやろうね。例えば無印の服って縫製全然やん。
松田:うん。ユニクロのほうが100倍いいよな。
中垣:ああいう
松田:それはそうやね。
中垣:そう言えばLVCの47を買ってん。形は綺麗やねんけど思ったより細くて、ドカっと履く感じにならへんねんな。
1947年復刻 501XX リジッドデニムパンツ(USA製 / 47501-0117) – BEEGLE
松田:はいはい。
中垣:で、作りももちろん雑なわけ。そうなると
倉留:笑
松田:なるほどね。一回レプリカデニムでウェアハウスを検討してたことがあってんけど、
中垣:笑 日本製のLVCとアメリカ製のLVCを比較してるブログで、日本製の方がステッチは綺麗、
リーバイス501LVC1944大戦モデルの日本製と米国製の比較 / LVCの色落ちとエイジング – アーキペラゴを探して
松田:笑 そこははっきりさせてほしいよね。visvimに関しては中村ヒロキがステートメントを出してるからすっきり着られるねん。
中垣:そうやんね。なんか
松田:はいはい。
中垣:要は新品のギターに加工を施してるねん。
【Fender Custom Shop】フェンダーカスタムショップが2017年下半期のニュー・モデルを発表 – デジマート マガジン
ニューモデル…
松田:はいはい。
中垣:そういうヴィンテージを再現したやつでも、中には何十万円もするのがあったりして。で、そのラインと似たやつに
松田:笑
中垣:それ
倉留:笑
松田:似たことをラコステのポロシャツでも思ってんけど、彼女が欲しいって言うからディグったのね。
中垣:3つあるよね。
松田:そうそう、日本製と中南米製のアメリカモデルとトルコ製のフランスモデル。で、手に取ったら明らかやねんけど、
中垣:あ、そうなんや。
松田:工業製品として見るなら日本製一択やねん。あとは、まあアメリカモデルはなしとしても、
中垣:はいはい。
松田:で、楽天では並行輸入ショップが「これこそが本物」とか言って現行フレラコを売ってるねん。でもこれトルコ製やし、
中垣:確かに笑
松田:で、結局スタンス作れずに日本製にしたな。
中垣:ヴィンテージのフレラコとかなら話はつきやすいよな。
松田:うんうん。あとは2014年に日本の代理店が作ったフランス製、これは染め含め全部フランス製やから話は分かりやすい。
「ラコステ」のフランス製ポロシャツが20年ぶりに復活 – WWD JAPAN
中垣:はいはい。
中垣:そう言えばさっきのPOPEYEで、デッキシューズのトップサイダーってあるやん、
松田:へー。
中垣:LVCみたいなこと言ってるやんって思って。
松田:その辺は昔から変わらんねんな。
2020年8月28日
Aux Bacchanales 銀座