松田:きっと今みんな大変な思いしてるよな。ランチだって、会社の人とノリで行くとかなくなってるわけやし…つまり、
「あれ、なんで1,500円のランチ素敵とか思ってたんだっけ…」
脇山:あー。
松田:絶対大変やって。
脇山:
松田:あー、どうなんやろ。
脇山:
松田:うんうん。
脇山:単純にコストがかかるって意味でもあるし、あとは
松田:うんうん。
脇山:でもオフィスがなければ、もはやマニラの人でも日本の人でもインドの人でも関係ない。
松田:確かにそうやんな。丸の内にオフィスあるのまじで無駄やもんな。
脇山:うん。
松田:
脇山:おれが思ってるのは、まず一緒に働いている人達のフィジカルな関わりっていう意味では、月一とか年一で集会みたいなのが開かれて…っていう感じでいいのかなって。
松田:そうやんな。
脇山:そうそう。
松田:人としてみたいな話なら、そりゃあサーバーだけに生きることはできないけどさ、
脇山:そうそう。フィジカルな交流っていうのは本当に会いたい人とだけやればいいから。
金曜の仕事終わりの飲み会は滅んでいいよ
松田:うんうん、そうやんな。
脇山:でもさ…
松田:あー。
脇山:例えばさっきの丸の内の話なら、自社の競合何社かが全部丸の内周辺にオフィスを持っていたとしてさ、もし一社が完全にテレワークに移行してオフィスを閉めたら、その会社はその分競争力が強くなり得るから、それより先にうちが…って言って、
明治22年頃の丸の内。これが理想の姿
松田:うんうん笑
脇山:
松田:そうやんなぁ。
脇山:あと、場所に制約されずにいろんな場所の人と働けるってなっても、時差は変えられないじゃん。それは惰性とかじゃなく。
松田:まあ宇宙レベルの惰性やもんな。
慣性って言います
脇山:それは変えられなくて、今まで通り朝起きて夜寝るっていうのを続けるとしたら、
松田:はいはい、そうね。
脇山:
松田:確かに。
脇山:あー、なるほど。そうだね。
松田:今はさ、現実世界に並行する一種のパラレルワールドとしてサーバーの世界が存在するわけで、だからこそ24時間ネットに繋がってるけど、
脇山:いつでもアクセスできることがしんどいっていう世界がたぶん一回訪れて、その後にそうなっていくんだろうね。
2020年5月2日
zoom
オランダにあるGoogleのデータセンター。アフターコロナの三菱地所である。