河東:最近、学生時代とかに比べて隠し通せることが少なくなってきてる。
中垣:はいはい。
河東:
小野次朗・上野一彦・藤田継道編(2010)『よくわかる発達障害 – LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群』ミネルヴァ書房
松田:ほーん。
河東:
中垣:あー、そういうことか。
河東:みんな結構、
中垣:うお笑
松田:つら笑
河東:「30年やってるけど、喋ってて明らかに違和感がある」って言われてん。
喋ってて明らかに違和感はわらう
中垣:笑
河東:「確かに落ちたことないです」みたいな話をして。すごいもう、仙人みたいな先生で、この人と喋ってるときは全部受け入れるしかない、みたいな空気感をまず出してきてるやつやねんけど。
松田:どういうスタンスで診てもろてんねん笑
河東:ほんで
中垣:笑
河東:けどそれだけに言葉の一発一発が響くねん、言われてることが全部当たってて。
河東:「特性」って言うらしいねん。それが突き抜けたら外に出てまうねんけど、
中垣:はいはい。
河東:ほんでおれは、普通の人は10段階で5くらいまで隠せんねんけど、7.5くらいまで隠せてきてたと。
松田:そうなんや。
河東:
中垣:まじか。
河東:けどおれそれ言ったんよ、人事とか上司とかに。それに元々、言ったらフレックスやし。まあ周り的には変な感じにはなるけど、それはもう受け入れたんよ。
河東:その先生が言うには、社会人になったら親の保護から離れるとか、仕事で会いたくもない人に会わなあかんとかそういうのが出てきて、どうしても隠せる範囲が減ってくる。
松田:笑
河東:って話で…なんかその、社会人になって会社で働き出したら、及ぼせる範囲がどんどん減ってくるのが辛くて。
中垣:及ぼせるっていうのは自分でコントロールできるってこと…?
河東:コントロールしてごまかしきれる範囲やな。
松田:そういうイメージあるな。
河東:テスト勉強はしれっとやって点数は取れるみたいな人やってんけど、
松田:うーん。
河東:どんどん、要は仕事ができない人になってきてて。でも自分の認識としてはちゃっかりしてる人でおるつもりやったし、その認識で20年以上生きてきてるからさ、そこからのズレ…
河東:けどおれは、そこですぐに死にたい会社辞めたいってなる人じゃなくて、
河東:すまん松田、なんの脈絡もない話をしてもうてんけど。
松田:いや全然。
河東:でもこの話はおれの中で、自分の話やからホットやねん。
松田:だとしたら重要な話や。
中垣:なにそれ、ちょっとおしゃれやな。
commmonはおしゃれ
2019年11月29日
ANTICO CAFFÈ AL AVIS 東京ミッドタウン