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したいこと 人生 思索

今日何をしたかが全て

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中垣経験年数ってあんま関係ないよな

松田:思うで。

中垣:シンプルにやる気の問題というか、気持ちの問題というか。

松田:そうそう。例えば「僕はプログラミングを始めて10年です」ってどういうことかってさ、別にその10年間、24時間365日プログラミングだけをしていたわけじゃないやん

中垣:うんうん。

松田:し、別に毎日10時間やっていたのでさえないわけ。日数で割ったら一日あたり2~3時間とかやと思うねん。それでも全然すごいねんけど。

中垣:うんうん。

松田:で、似たような話として、二十歳くらいの人が言う「おれDJとかもするんですよ」があるねん。これってどうせ、2~3ヶ月に一回、友達の友達がやってるしけたイベントでちょっと回してる…くらいの話なわけやん。

松田:要は、人ってちょっと手をつけただけで「自分はこういうことをしている」って思えるわけ

中垣:そうやね。

松田:そういうことを考えて思ってたのがさ…そもそもこの話のきっかけは、「自分の理想の姿」はどう言語化されるべきかってところから始まってんな

中垣:はいはい。

松田:例えばおしゃれな部屋に住むとか、朝はゆっくりとコーヒーを煎れるとか、理想の姿をそういうふうに言語化することってできるねんけど、そう言ってみたところで24時間はまだまだ余っているというか…つまり自分が実際にしていることのうち言語化され得る範囲ってすごく狭いわけやん。「自分はこういうことをしている」って言おうとすると、特徴量のみを取り出して言及するしかないわけやん

中垣:あー、そうやね。

松田:でも、ある人が実際にどういう人かって、言及され得ない95%の部分で何をしているかで決まるというか…

中垣:そうやな。

松田:そう、少なくとも実際に何をしているかに焦点を当てるならば、残りの95%の方が遥かに重要なわけ。そうなってくると、「こういう人でありたい」とか「こういうことをしていたい」って言うことにはあまり意味がないんじゃないかって

松田:もちろん言葉の上でだけの理想の姿を云々したいんであればそれでもいいんだけれど、人生を充実させるというか、自分が送りたい人生を送るためには、やっぱり残りの95%をどう主体的に埋めるかが大事やと思うねん。

中垣:うんうん。

松田:っていうふうに考えると、理想の姿って結局は、「何をするかを自分で決めて、それを決めた通りに実行する」って言えばそれでいいんじゃないかって

中垣:はいはい。

松田:ほんで、中垣さっきなんて言ってたっけ。

中垣:経験年数にあまり意味はないって。

松田:そうそう。結局、「自分はプログラミングを10年間やってきている」って認識するのに必要な実プログラミング時間ってたいしたことはないから、プログラミング経験が10年って言っても、それはそいつがやってきたことについてはほとんど何も言っていないねん

中垣:そう、そうやね。何がしたいとかどうなりたいとかって、ほんまに便宜的なドライバーにしかならないというか…

c やっていることが「したい」こと

中垣:そう言うことでしかできないのならそうしてくださいって感じやけど。

中垣:この前ホリエモンを知ろうキャンペーンのときに「HORIE ONE」っていう番組を見ててんけど、その中にデロイトのスタートアップアドバイザーをやってる人が出てる回があって。

Image: NEWS PICKS

【ホリエモンVS斎藤祐馬】起業家にビジョンは必要か? – NEWS PICKS

松田:はいはい。

中垣:その人とホリエモンと、さっきの佐々木さんと…

さっきすれ違った

松田:笑

中垣:と、あとなんか綺麗どころの女の子とで喋っとってんけど。その回の趣旨としては、いろんなスタートアップの創業者にどういうキャリアを描いてきたのか、どういう目的意識を持っていたのかを聞いて成功者の特徴を知る、みたいなのをこれまで5,000人にやってきたってデロイトの人が言ってて、今回はそれをホリエモンにやってみましょう、みたいな感じやってん笑

松田:笑

中垣:案の定ホリエモンは最初っから不機嫌そうにしてんの。「興味ないんだけどなぁ…」みたいな。「でも堀江さんにも目的意識っていうのはありましたよね?」「…ない」みたいな

松田:そらそうやんな笑 この話あれとも近いわ、薬物をやめようと思ったら、数ヶ月後にやめられている自分を目標にしても絶対にやめられへんってやつ

c Navy SEALsの標語

中垣:うん。

松田とりあえず今日一日はやめる。で、次の日起きたらまたその日一日はやめる…っていうのを積み重ねていくことでしか達成はあり得ないわけ

中垣:そうやんね。なんかこう、気持ちの脆さみたいなのを自覚した方がいいと言うか。「こうなりたい」って強く思ってても、そんなん全然変わり得るからな。

松田:まじでそうやんな。

中垣そんなことより一日の終わりにその日の達成を噛みしめてる方が、よほど実態に即しているというか

松田:うん。

中垣:それの方がお前を正確に描いているよって。

松田同じようなことを「普段何しているの?」って聞かれるときに思うねんな。おれこの質問めっちゃされるねんけど。

そらな

松田:普段何してるって…首相の動静やないねんから笑 なんて言うか、そんなん簡単に説明できるはずがないわけ。そこで逆に「お前は何してんの?」っておれが聞いたら、「会社行ってる」って答えると思うねん。

中垣:うんうん。

松田:いや「会社行ってる」って…それほとんど何も言ってへんし。要は、実際に起こっていることって言語的に認識されているよりもはるかに複雑で、まあ言語は便宜的なものに過ぎないっていう話やねんけど

中垣:あー、そうやね。

松田その人が何者なんだっていうことに触れようとしているシーンで「何をしているの」「何がしたいの」って聞いても、どうせ何も明らかにはならんよな。人に聞くときも、自分で自分について考えるときも。

中垣:うん。

松田:そんなことよりも、今日への充実と明日への希望をもって夜寝られるように日々を送りましょうって話

中垣:そうやんな。それで言うと自己紹介がほんま嫌いで。

松田:そういうことそういうこと。

中垣:趣味が何とかどういう会社に勤めてるとかどうでもよくて。そんなことより今日の朝ご飯に何を食べたか言いなさいって笑

松田:そっちの方がよっぽどしっくりくるよな笑

2020年5月16日
Aux Bacchanales 紀尾井町