今回はテヘランからライブ配信した内容を元にお届けします。
松田:
みなと:めっちゃ言ってた。あのね、松田くんはモスクで、
視聴者に語りかけている
松田:そう。途中でみなとに「松田めっちゃ言うね」って言われて、「あれ、なんか温度差あるな」って。
みなと:確かにすごいとは思ったんだけど…まあそうだね、温度差はあったね。
松田:
松田:でもモスクはちゃうねん。「質より量」やねん。
みなと:
松田:そう、結構作れそう。あとはなんか、普通に出来が悪い。
みなと:ああ、そうね。
松田:なんていうのかな、
みなと:あったあった。
松田:
みなと:ファーストインプレッションでね。
松田:そう、
みなと:笑
松田:しかもなんなら、店頭で素人が見るときは50倍のルーペを使ったりするねん。もうね、アホかと。
みなと:そんなんもう見えてないじゃん笑
松田:それそんな大事?って。
みなと:あー…でもちょっと分かるわ。
松田:あ、そうそう。
みなと:勝手に作ったルールで都合のいいこと言ってんなよ、みたいな。おれがありがたいと思わない限りそんなんどうでもいいからな、って。
松田:そうそう。
みなと:確かに。
松田:一方、あのモスクはちゃうわけ。
みなと:分かるわ。確かにな。
松田:だから…うーん、
みなと:絶対的な感じというかね。
松田:本質的に訴えかけてくるわけ。
みなと:ああ、なるほどね。
松田:
イマームのモスクはまじですごい。森ビルよりすごい
c 麻布台の再開発
みなと:確かにそうだな。例えばそれこそ、
松田:人に何かを納得させる上では、最初から頭で納得させるんじゃなくて、
みなと:笑
松田:量で殴った隙に質もなんとかする。
みなと:確かにね。なんか古代のさ、墓でかくするみたいな、あれもまさにそうだよね。
松田:あれが墓ってな。「えっ…」って笑
みなと:いやーでも、「質より量」は確かにその通りだね。
松田:ほんま、めっちゃ思ったわ。
イスファハーンは本当に世界の半分だった
みなと:結構まじだったね。
松田:別にさ、当時においてさえ世界の富の半分が集まっていたとかでは全くないやろうけど、
みなと:あ、あの世界の半分ってやつ、僕は「自分が認識している世界の半分」みたいに捉えてたわ。
松田:あー、なるほど。じゃあイスファハーンを訪れた瞬間、それまでに経験した世界が倍になるわけや笑
みなと:そう、倍になる笑
松田:あり得るな。
みなと:でも確かにな。
これ見たらディズニーのアラビアンナイトエリアがカスにしか見えなくなるよ
松田:いや、間違いなくあれが一番やった。
みなと:二日間いたけど何回も見に行ったもんね。
その辺で商売してるイラン人達と顔見知りにまでなった
松田:あとさ、モスク二種類あったやん、イマームのモスクとシャーのモスク。で、シャーのモスクの方が明らかにクオリティ高かったやん。
イマーム広場には隣接して「イマームのモスク」と「シャーのモスク」があります。前者のエビバリ向けのモスクとは違い、後者は王族専用として建設されたモスクなので、装飾は極めて緻密な一方、建物自体の大きさはこじんまりとしています。今回の「質より量」の文脈から言うと、よりインパクトがあるのは前者のイマームのモスクです。
みなと:あー、確かにね。なんてったってめっちゃ広かったもんね。
松田:そう。最初、
みなと:そうそう笑 中に入るとまじで広い。
松田:いや、ほんまそれやで。
みなと:てか僕ら、
松田:イマーム広場はあれは世界遺産?
みなと:たぶん。
松田:まあそらそうやんな。カウントしてへんかったらユネスコはアホやんな。
みなと:それはやばい笑
イマーム広場が世界遺産に登録されたのは1979年。最初に登録された世界遺産は1978年に登録された12件なので、イマーム広場はセカンドロット。
2019年11月14日
テヘラン Espinas Hotel
イマーム広場の東側にある王族専用の「シャーのモスク」。アッバース一世により建造され完成まで17年を要した、サファヴィー朝建築の傑作。一般的なモスクが青を基調とした装飾になっているのに対してシャーのモスクは黄色と青を基調としており、その華やかさは孔雀の羽に例えられる。採光窓から差す陽の光には、一瞬まじでアッラーいるかもしれないと思わされたね。
現地の物価からすると入場料がクソ高いのが、唯一のモヤモヤポイント。