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青山霊園でマウンテンバイクで遊んだら楽しそうやなと思ってて…

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中垣墓について考えててさ…まあ家の目の前が墓やからそら考えるねんけど。

倉留:笑

中垣:それで、青山霊園でマウンテンバイクで遊んだら楽しそうやなと思ってて

松田:あー、間違いない。

中垣:でも普通によくない、というか一般常識的にはまあよくないやん。

松田:し、別に中垣のフィット感的にも…

中垣:いや、別におれのフィット感だけで言ったらやりたいよ笑 でもじゃあ仮に自分の母親が…まあおれは散骨したいと思ってるけど、仮に自分の母親があの墓の中にいるとして、それでおれらぐらいのいけ好かない感じのやつらがマウンテンバイクでバコーンって遊んでたら、それは「ムムッ…」とは思うなと思って

倉留:笑

松田:まあね。ましてスケボーでグラインドなんかされた日にはもうね。

中垣:そう、やっぱりそう思っちゃうわけよ。で、これはなんでなんだと思って、まずは墓について考えようと思ったの。

松田:うんうん。

千々和到(2007)『板碑と石塔の祈り』(日本史リブレット)山川出版社
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c 千々和到(2007)『板碑と石塔の祈り』(日本史リブレット)山川出版社

日本史リブレット – 山川出版社

中垣:要はさ、人でも動物でもいいけど何かが死ぬっていうことは、それが世の中からフィジカルにはなくなるってことやん。だから最後に彼が存在したポイントにアンカーを打っておかないと、フィジカルな接点がなくなると

松田:あー、なるほどね。

中垣:まあもちろん「接点がなくなるのなら、別にそれでもいいんじゃね?」という意見は心の中にあるけど…でもまあ、そういう意味でのアンカーには意義があると思って。だから埋葬とかもそうやと思うねん、おれもカブトムシが死んで埋めて木かなんか立てたことあるし。

純真な過去に驚きを禁じ得ません

松田:うんうん。

中垣:で、それがいつのまにか仰々しくなって寺だなんだってなったんやと思うねんけど、そこはまあどうでもよくて…

松田:なんしかフィジカルなアンカーだという点が重要だと。

中垣:そう。墓石に何十万円もかけるっていうのは…まあ寺ってそういうビジネスやからそれはいいねんけど、そういうのがなくても人が死んだら何かしらそういうことをするし、してきたと思うねん。

松田:うんうん。

中垣:で、これはフィジカルなアンカーやなと。そう考えると、まあ墓もあっていいのかなと思ってしまったと。

松田要は…記念碑みたいなものであればいいってことやんね。だから別に骨はあってもなくてもいい。

中垣:まあでもね、骨がそこにあったほうが分かりやすくはあるよね。

松田:なるほどね、そういうことなら悪くない。

倉留:笑

中垣:ってなると、死んだ動物なり人のアンカーとして誰かが残したものを踏み倒すのはまあよくない、それはよくない。少なくとも、悪意をもって踏み倒すのは絶対によくない

松田:せやな。

中学生のとき深夜の墓地で墓石に腰掛けたら「それはやめとこ」ってドヤンキーの篠原くんに言われたことを思い出しながら

中垣:おれだって、カブトムシを埋めて木を立てたところを蹴飛ばされたりしたら…

松田:「なんでそんなことすんの…?」ってね。うん、それは確かになるな。

倉留:笑

中垣:…なんだけど、そこに悪意がない場合…例えばそれが自然に風化していくのは、これは仕方がないやん。それに文句を言うやつはいない。

松田:うんうん。

中垣:動物がその上でうんこをしても…

松田:それは仕方がない。

中垣じゃあガキが、親の目が離れた隙に墓石に土足で上がったら? これは?

松田:それもしゃあないな、だって子供やもん。それにアンカーを打つということを個人的な儀式としてやる分にはええねんけど、それを周囲に強いるのはちゃうやん。

中垣:そうやんか。そう考えると、じゃあおれがマウンテンバイクで遊ぶのは…?

松田…ありです

中垣:やっぱりそうやんね。だから「おれはどうしたらいいんだぁ」って感じ。

松田:いや、ありって言いました。

倉留:笑

中垣:でもそうやんね。まあ社会生活を送る上でめんどうが起こりそうやからやらへんけど、でもありやんね。

松田:あとはもっと手前の話として、青山霊園は中垣の土地ではないみたいな話もあるしね。でもこれが公園の片隅に埋めたカブトムシで、それを「お前らここ近寄んなよ、大事だからな」とか言ってたらそれはちゃうもん。そういう感覚かな。

中垣:そうそう。あれはあくまで個人的な想いみたいなものであって、それを悪意でもって踏みにじるのはよくないけど、でもそれだけの話やんな。

マイケル・ローゼン(2021)『尊厳 その歴史と意味』岩波新書
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松田:てかちょっと思ったけど、別に究極的には骨もなくてよくて、「ここがおれにとって母の死を悼む場所」みたいな感じでええわけやん?

中垣:うん。

松田:だから、地下鉄に広告が出てる“““なんちゃら礼拝堂六本木駅徒歩5分”””的なノリの立体駐車場みたいな墓、あれはどうなんって話

倉留:納骨堂な。

中垣あれはクソです

松田:やっぱそうやんな。あれは逆に骨しかないもんね。

今日の名言
「納骨堂には骨しかない」

中垣:そう。実際あんなんはクソで、本来は別に骨はあってもなくても、墓石でも木でもなんでもいいねん。なんなら大前提として、アンカーを残す必要は無いとも思ってる。

松田:だからあれやんね、書初めとか目描くだるまとかお守りとか、そんな感じやんね

中垣:あー、そうそう。とは言え人は弱いし、形のあるものじゃないと忘れちゃうからねって話。ただそれが形骸化していって…まあ普通の墓はかろうじて許すけど、都市型の納骨堂とかになると、もう墓を作らないとあかんっていうのが先にあるから

松田:そうやんね。

中垣「お前にとっての死んだお母さんはどこにいった?」みたいな。

松田:うんうん。

中垣:だからおれは、親が死んだら最後は骨の粉末を飲んで終わりにしたい。

松田:あー、いいと思う。おれは火葬場の火力を最大にして全部灰にしてもらいたい。てかそうやんな、別に骨じゃなくても、形見を大事にするとかでもいいもんな。フィジカルなアンカーってそういうことやん。

松田:だから白濱さんも、親が死んだらそれを元にコオロギを繁殖させて、それをトカゲに食わせないとだめですよ。

白濱:いやー…うん、そうね笑 でもちょっとそれむずいな。

松田:笑

白濱:でも思考ゲームとしてはおもしろいね。自分の亡骸は自身の生命観のもとで扱われていいと思えるけど、親の亡骸は…虫に食わせるのはちょっと違う気がするんだよな。

Source: commmon

c 死生観についての雑談

中垣:そう、それでいい。でもなんか実家でこういう話になると、だいたいオトンが進歩主義的でオカンが保守的やからもめるねんな。

松田:笑

中垣:「おれは墓は要らん」「お前が先に死んでもワシは墓作らへんからな」ってオトンが言って、オカンが「なんでよぉ」って言ってる。

倉留:笑

2021年6月20日
Aux Bacchanales 紀尾井町

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