中垣:
倉留:落合陽一ね。
中垣:そう。それが第一弾で、次がホリエモンで、
松田:はいはい。
中垣:彼も結構まともなんですよ。まあね、まともというか、あれが当たり前というか。結構AbemaTVに出てるねんけど、なんかこう、
中垣:どれでもいいから観てくれたら分かるねんけど、
中垣:でもね、結構それが勉強になるというか、言うたらあるあるやねんな。
倉留:バグってる人がよくおる人なんや。
中垣:そうやねん、よくおるバグってる人やねん。
中垣:だからひろゆきは、
倉留:ひろゆき論法や笑
松田:そういう言い方するからさぁ…笑
中垣:それはまあそうやねん。でもひろゆきもさすがに分かってて、あくまでひろゆき劇場としてそれをやってるんやとは思うねんけど。
松田:はんこ議連のやつだけちょっと見たわ。
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中垣:そうそう。彼自身を好きになれるかと言ったら別に好きにはなれないけれども、言ってることは否定できないし、あいつアホやなとかも全然思えなくて。それよりむしろ、ディスカッションというか、
中垣:おれが観たのははんこ議連のやつと、塩村あやかっていう、ちょいちょい燃える綺麗な人が出てたやつと、あとフェニミズムのやつやねけど、なんかいろいろとあり得へんと思ったよ。
綺麗な人とか言うとまた誰かに怒られるぞ
中垣:
なつき:小島慶子が出てるやつか。
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中垣:ただまあその回は、言ってもみんな賢かったというか、そんな変な燃え方はしてなかってんけどな。
倉留:アベマ的には失敗やね。
中垣:そうやね。あとはその番組はアナウンサーが結構まともで、
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松田:おれ中垣の再評価シリーズすごい好きで、
中垣:やばいよな。
松田:日曜日にMODIの展示に行こうと思ってるねんけど、
2017年のマレーシアでの展覧会「Image and Matter」、 東京六本木での展覧会「Imago et Materia」に通底したコンセプトである「映像と物質」や、2018年の展覧会「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」から日本科学未来館の 常設展「計算機と自然、計算機の自然」にいたる「計算機と自然」、2019年のアマナでの展覧会「質量への憧憬」、ライカでの展覧会「情念との反芻」、ヨウジヤマモトでの展覧会「燐光する霊性」、2020年のSXSWのディレクションでのコンセプト「ハイパー霊性」までに通底する「質量への憧憬」「民藝・霊性」といった4年間の表現コンセプトを軸に構成した展覧会だ。
Source: 落合陽一 未知への追憶 – MARUI
中垣:レイセイ?…あ、霊性ね。
松田:そう。この「霊性」ってさ、
れい‐せい【霊性】
宗教的な意識・精神性。物質を超える精神的・霊的次元に関わろうとする性向。スピリチュアリティー。
Source: 新村出編(2008)『広辞苑 第六版』岩波書店
意味内容のわりに、コーパスでの検索結果は哲学関連の書籍に大きく偏る
中垣:そうやんな笑
松田:それで展覧会のテーマがハイパー霊性とか言ってるあたり、
中垣:彼が一番好きなテーマはデジタルネイチャーやもんね。自然を取り戻す、やからね。
落合陽一(2018)『デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂』PLANETS
中垣:てかさ、
松田:あれおもしろかったな。
倉留:テーマはなんなん?
中垣:なんやったっけ、最初はコロナの第二波に関して今後どうしていくかみたいな話やってんけど、
松田:序盤で竹中平蔵を黙らせといて…
中垣:そうそう笑
松田:銀髪先生がすごい丁寧にファクトベースで話してるのに、「PCR検査やりまくっちゃえばいいんですよ」ってずっと言ってるねん。
宮田先生、な
倉留:笑
松田:完全に建設的な議論ができない人の主張の仕方やってんな。それで
中垣:分かる、ほんまそんな感じやったやんな。
松田:でも銀髪先生はキレ気味ながらも、最後まで大人やってん。なんとか竹中平蔵をいなして議論が落ち着いたことにして。
中垣:最後の方にも一応のケアで「竹中さんがおっしゃったように~」って言ってたよな。
松田:そうそう、ほんまえらかった。
倉留:慶應の教授やっけ。
中垣:そうそう。あの人はめったにキレへんねんやんか。ほんまにWEEKLY OCHIAIの良心で。
倉留:分かるよ。優しい感じの人やんな。
中垣:でもあのときだけはイライラしてたよな。
松田:やばかったよね。
中垣:落合陽一も若干気を使っててさ、銀髪先生が何か言おうとして竹中平蔵がそれを横取りしたとき、竹中平蔵が一通り話したあとに「どう思いますか?」って言って話を銀髪先生に返しててんな。
松田:まあそれ抜きにしてもあの回は面白かったよね。
中垣:何がおもしろかったっけ…あれや、
松田:あとなんやったっけ、
中垣:あー、あの人ね。おもしろかったね
松田:「うちではこういうコロナ対策をやってます~」っていう話から始まってんけど、すごくこう、数字に基づく実効的な話をしていて…
中垣:あとは主語も明確やった。
松田:そうやね。
中垣:彼さ、序盤は市長として話してたけど、
松田:おれ途中で観るの辞めてんな。眠かってん。
中垣:最後の20~30分やってんけど、コロナの感染者が増えてお年寄りが亡くなるってなったときに、言うても毎年インフルエンザで何人も死んでるみたいな話を言い出すと、
松田:はあはあ。
中垣:うちのおばあちゃんがこの間亡くなって、でも自分は忙し過ぎて死に目に会えなかったって言って、今はとにかく人を死なせてはいけないという方針でやってるけれども、
中垣:それこそ別にお年寄りでも
松田:うんうん。
中垣:しーかし竹中平蔵はやばかったな。
松田:あれはまあ、ひどかったよね。ライブで観てるときに中垣からメッセージ来たもん。
倉留:笑
中垣:ほんまに一番最後に経済の視点から、「日本は今お金を刷りまくってて、お金の量が増えてると。小泉内閣から第一次安倍内閣まではこれくらいで、ここ数年ではこれくらい増えてるんだけど、普通だとインフレが起こるのにその気配もないと。それはどういうことかというと、貯蓄されている、つまりお金を持ってるやつがさらにお金を持ってそれを貯めていると。それはそれとして問題はあるんだけど~」みたいなことを言ってて、
誰かを嫌いになんてなりたくないんだよ
倉留:笑
中垣:その点、この間の
松田:
c WEEKLY OCHIAIを見て考える、話し方とその印象
中垣:あー、そうやね。
2020年8月7日
Aux Bacchanales 紀尾井町