松田:
六本木ってまじでエストネーションみたいなやつしかいないよね
河東:
松田:まずもって
10 Great Timberland Boot Moments in Hip-Hop History – GQ
河東:おれはティンバの良さをcommmonで提唱したいよ。こいつは身体能力を向上させてくれる感じがあるねん、安定感がすごい。
松田:どういうこと笑
河東:なんかね、足が地面に吸い付く感じがあるんよ。
誰向けのメリットなん?
松田:あー、でもちょっと分かるかも。
河東:そうそう。とにかく安定感があってしゃがみやすい。
松田:だからヤンチャな人が履きがちやったんか。
倉留:笑
河東:あと今履いてるこれは大昔のビームスの別注やねんけど、
TIMBERLAND×BEAMS / 別注 ゴアテックス(R) 6インチブーツ – WEAR
松田:あー、ライニングがゴアテックスなんか。でも
河東:まあそれはそれ、とにかく履きやすいよ。アッパーが甲をまるっと覆ってるから、足を上げたときすごい軽い感じやねんな。
松田:上に着てるそれは何なん?
河東:これはbarrで買った。
barr_vintage_select_store – Instagram
松田:だから首周りにそんなに余裕があるんか。
河東:そうそう。
松田:
倉留:笑
河東:そう、そのガチのやつ。
松田:それでなんぼすんの?
河東:49,800円とかそれくらいじゃない? 店によってはもっと高いと思う。
松田:結構するな笑
河東:あとちょっと話変わるねんけどさ、
中垣:おれはヴィンテージなんて嫌いやで。超嫌い。
松田:笑
中垣:もちろんさっき言ったように、物にストーリーを感じられるのってすごく大事やとは思うねん。iPhoneの画面が割れてるのが好き、とかね。
松田:うんうん。
中垣:そういうのってすごく素敵なことだとは思うんだけど、その感情の持ち方として“““ヴィンテージ”””とか言い出しちゃうのって、あまりにも説明可能性が高いと言うか、自分なりのストーリーが欲しいのに他人のストーリーを拝借しちゃってないかい?的な、そういう矛盾があるとすごい思うな。
Source: commmon
松田:あー、そうそう。あれはあれで言いたいように言うとってんけど、
河東:なんやろ…まあそんなたいした話じゃないねんけど、今この服を松田と倉留がええなって言ってくれたみたいに、
松田:うんうん。
河東:だっておれが今日着てるのなんてロンTとスウェットだけやのに、これがあるだけで急に説得力が出てくるねんな。
松田:まあそれは事実として否めないよな。
河東:上手く言語化はできひんけど、古着こその目を引く感じはあるねん。
松田:確かにさ、変にプレってるやつはともかく、別に古着って昔に作られて今でも捨てられてへんだけの服なわけやん。だからヴィンテージとか以前に、
河東:それに「これは古着やからどうこう」みたいな分け方をしてるわけでもないしな。
松田:うんうん。
河東:サラ着とこれが並んでたときにこっちの方がかっこいいから買いますって話なだけで、別に古着ばっか着るわけではないしね。
その通り。WMTじゃダメなんですか?
松田:笑
河東:あとは軍物とかってガチな用途があるから、
松田:それは間違いないな。現代においてパンピーが着るための服としてデザインしても絶対にそのツラにはならへんから、
倉留:うんうん。
河東:ディテールがおもろい服が古着にちょくちょく見られるって話なだけで、それをサラ着と混ぜて着てるだけやもんね。別に古着にもゴミみたいな服はあるし。
松田:うんうん。
河東:
松田:うん、結構しっくりきたわ。だから
c 00年代ファッションを懐古しながら考える、Vネックの白Tの着こなし方
倉留:「古着の方が味が出てるからかっこいい」って言い張るやつね。
visvimのドライデニムの方がいい味出てます
Product Introspection: DRY DENIM® – visvim
河東:うん、それは全然ちゃうな。
松田:うん、ビームスプラスは偉いね。
1999年、“永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに、<BEAMS>が培ってきた経験を生かした”アメリカがもっとも良かった頃のスタイル”を提案するためにスタートしました。オリジナル、インポート、一点物のヴィンテージクローズ、雑貨などの品揃えで、当時のオリジナルスタイルを継承しながらも、単なるリバイバルやノスタルジーにとどまらない、次世代へと続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求しています。
Source: BEAMS
河東:古着とそこからサンプリングしたビームスプラスとがあって古着を買うやつ、こいつはアホやね。
松田:そうやんな。てか中垣に聞いて知ってんけど、
1976 年に原宿のわずか 6.5 坪ほどの店から始まった BEAMS は、40 年余りの時を経て日本が誇る人気ブランドへと成長を遂げました。 数ある BEAMS 傘下のブランドの 1 つ、BEAMS PLUS (ビームス プラス) は、1999年に誕生し、黄金期のアメリカン ファッションに影響を受けたメンズ ブランドです。 戦後アメリカのクラシック スタイルへの敬意を表現するブランドは、ビンテージ シルエットに現代的な視点を加えることで、世代を超えて愛されるメンズウェアを生み出しています。 イタリアで開催されるメンズファッションの展示会ピッティ ウォモのレジェンド的存在で、遊び心と伝統が融合した美意識を掲げるクリエイティブ ディレクターの中村達也は、ストリートウェアの枠を越えた、古典的でありながらも先見性を持つコレクションを作り上げています。 イタリアン スーツや丈夫なワークウェア、そして多目的に着まわせる定番アイテムなど、多種多様な要素を兼ね備えた BEAMS PLUS は、原宿の中心から「アメリカよりもアメリカらしい」世界観を追求し続けます。
Source: SSENSE
河東:なんか海外では日本よりも高い価格で売られてて、特にアジア界隈で人気みたいやで。
倉留:あー。
松田:
河東:彼らいまだにレッドウィングとLVC履いてるもん。あとはネイバーフッドとかね。
倉留:ダブルタップスとかもそうやんな。オンラインの注文はほぼ中韓かららしい。
河東:あとさ、
倉留:はいはい。
河東:何が境目やったんかは分からんけど、もうミスり尽くしたんかもしれへん。
倉留:中垣もそれ言ってたな。
河東:ミーハーなもんを避け過ぎてたって話やろ。
松田:あー、なるほどね。
オーラリー、コモリ、エンダースキーマ
倉留:本人いわく、
秋葉原の彼らって服のことが全然分かんないから、おしゃれにコミットしようとしても細かい参照項が見出せず、いきなりわけ分からんハットとか被っちゃうんですよね。側から見たら頭おかしいんだけど、本人的にはあれくらい甚だしい物を身に着けて初めて、それまでの自分との違いを認識できるんだと思うんです。
2021年1月24日
Starbucks 六本木 蔦屋書店