中垣:電車でシートの端には座らへんって話、これ最初に言い出したん4~5年前やん。
松田:はいはい、せやな。
中垣:確かにおれ、今でも実際に座らへんねんけど、当時座らない理由としていたものと今のそれが、そんなに大きくは変わってへんねんけど、当時ちょっと青臭い感じの勢いで言ってたから、
松田:はいはい。
中垣:おれが覚えている限りやとあの頃、
松田:あ、おれらの中でね笑
太郎:笑
中垣:そう笑 それで、
太郎:はいはい。
中垣:東京で電車乗るって言ったらさ、10分も乗らへんことがほとんどやん。それなのにお前はそこまでして座りたいかと。しかも端っこに座るやつって、
松田:あー、そうやね。
中垣:「ポイント三重取りできるクレカとLINE Payの合わせ技」みたいな、そういうメンタリティで、
ほんまクソ。なんのために生きとんねん
松田:せこくせこく、
中垣:そう、損せんようにって感じやね。そういう話もあって、電車でシートの端に座れて喜んでるようじゃあかんよ、と。
中垣:あともうひとつは完全に勢いの話やけど、
間違いない
太郎:笑
松田:このテーマちょっと危うさはあって、と言うのもおれらの言いたいことはそもそも決まってるし、気分的にはみんなこのテーマに同意はするし、それ以上の何かを話の中で生み出せるんかっていう…笑
中垣:いや、まあそうやねんけど…とは言え、真ん中に座ってる方が出世できそうって言って伝わる人だけじゃないし、もうちょっと一般化したいというか、
中垣:今回のテーマにこれを加えてくれたおれの友達も、おれがこの話をしてからは端っこに座ってないって言ってて。それって別に、おれに言われたからとかじゃなくて、
松田:おれが思うんはさ、損せんようにポイントカード全部持ってるのもそうやけど、
シマウマはライオンに勝つことを志向すべきなんだよ。角の一本でも生やしてみろよ
中垣:そうやね。
太郎:このテーマを見ておれが思ったのは…なんだろう、壁にもたれかかって座りたいっていう怠惰さと、だけど他人にはあまり接触したくない…それどっちかにしろよ、
松田:確かに。電車の中で座りたいんならさぁ…っていう。
太郎:そうそう。
中垣:うーん。やっぱりおれが気持ち悪いのはね、それもあるねんけど、なんかむしろ、
中垣:だから、
松田:「うーん、うーん…いや、今日もやっぱり端!」みたいなね笑
中垣:そうそう。端っこに座って効用をMax感じられる人間は座ったらええと思うねんけど、端っこに座る人間ってほぼ無意識的にそうしてると思うねん。電車に乗った瞬間に
中垣:それでもまあ、端っこ空いててそこに座るんはまだ許せるねんけど、
松田:笑
中垣:ほんま嫌い。
太郎:笑
中垣:ほんま嫌い。あれに関しては、大学に入ってこの話をするようになる前からむっちゃ嫌い。
松田:
中垣:気持ち悪いよね。なんか、こいつ何がしたいんやろうって。
松田:
太郎:笑
中垣:分かる。そうやねん、ほんまそうやねん。要はそういう人達って、そういうのすら嫌ならはよ死んだ方が楽やねん。ほんまに。
太郎:笑
中垣:そこのところをね、もうちょっとこう、インパクトのある表現で言えたらいいねんけどな。なるほど確かに、みたいな。
松田:そうやんな。
中垣:これ、確信は結構あんねん。
松田:抽象的に糾弾するとどうしても小難しくなってまうから、なんか分かりやすい話で例えたいねんけどな。
中垣:そうやんね。なんかこう、
中垣:例えばなんやろ、今日会社の部署の定期的なミーティングみたいなんがあって、そこで食事が出てんな、ビュッフェ形式で。そういうやつが実際におったわけじゃないけど例えばの話でさ、
松田:そういう話やと思った笑
太郎:なるほど、分かった分かった。
中垣:別にやってもええねん、
松田:あれやな、
中垣:あー、そうやね。
松田:そのコストをより主体的に何かに振り向けて、自分の人生のトータルの効用を最大化しようとは決して考えないわけやん。
中垣:そうそう、だから「損しないように」っていうのはそこを上手いこと言い表してると思ってて。つまり…効用をゼロからプラスにもっていくっていうのは、それが自分にとってどれだけ価値のあることなのかっていう意識を前提としてると思うんやけど、
松田:せやんな。
中垣:なんか、もうちょい近い例はありそうやねんけどな。なんやろな…
太郎:あれは違うの?
中垣:おれそれ取っちゃうねんけど笑
嘘でも取らないって言ってくれよ
太郎:笑
中垣:でもね、おれそれ毎回考えてるよ。無意識的に奥から取ることはない。し、日によっちゃめんどいから手前のやつ取るもん。
太郎:そういう意味では
ごめんな言い出しにくい空気で
中垣:いや、分からんで。太郎も来週から「言ってたの一回やってみようかな」って試してみたら…
松田:「あれ、もうスライドできねえ」って笑
中垣:「なんか中垣に見られてる気がする」って笑
松田:でも一方やで、ややこしい話をいったん抜きにしてどっちがよりグダッとできるかって言ったら、これは間違いなく端っこなわけやん。
中垣:まあそうやな。
松田:だからごく単純な話として、
中垣:それはそう。
松田:つまり、そういう優位性がある以上、
中垣:それはそうやな。
みんなも好きにすればいいと思うよ
2019年11月1日
Starbucks 東京ミッドタウン店
東武鉄道伊勢崎線、及び東京メトロ日比谷線において運転されている、座席指定制列車のTHライナー。朝の時間帯に久喜発恵比寿行きが2本、夜の時間帯に霞ケ関発久喜行きが5本運行されており、乗車料金に加え座席指定料金が680円かかる。座席は進行方向を向いたクロスシートで、中央の通路を挟んで左右に二列づつ座席が設置されている。
該当の時間に該当の路線のベンチシートの端に座ってるやつは、いっそこれに乗るべきであることは言うまでもない。