松田:イランではほんまにみんなが優しかったで。最後の夜なんて、声かけてくれたイラン人青年の車でドライブしたもん。ほんで
これ食った
10 Local Street Food Dishes to Try in Tehran
植竹:へー。
中垣:おれが行った中ではブラジルがすごい優しかったな。南米は結構どこも優しかった。でも
松田:笑
中垣:南米って言っても様々でさ、ブラジルは一番ごちゃごちゃなわけ。いろんな人種がおるねん。で、アルゼンチンはほぼ白人。ほんでペルーはほぼ原住民やねんな。
松田:あー。
酒井:
松田:格差はね、無いってことはなかった。でも程度においてはそこまで…つまり、どうしようもない貧困層とかはあんま見なかったし、
酒井:はいはい。
松田:でも住んでるとことか、どこで何を買うかとか、そういう違いはあったというか…格差はそこまでひどくはないけど、
植竹:ほー。
松田:
イランは古いフランス車が多い
中垣:でもそれ別に日本の田舎もそういう感じじゃない? 「東京は〜」みたいなさ。
松田:うーん、体感としてはもうちょっと違ったな。
中垣:あー。
松田:庶民サイドも、富裕層に対する物理的な近さは感じてると思うねん。テヘランって人口が1,200万人おって、人口密度は東京の1.6倍やねんやんか。それくらい狭いエリアに住んでいながら、でも致命的に手が届かないみたいな、そう考えてる感じがあった。
中垣:なるほど。
松田:彼らと話してると
中垣:はいはい。
松田:そういう、
植竹:なるほどな。
松田:だってさ、彼らはおれらと何も違わないねんで。ドライブに連れてってくれた彼にしたって、修士出てるって言ってたから学もあるんやろうけど、それでも仕事が無いって言ってたし。だから
中垣:あー。
酒井:海外行くとそれめっちゃ思いますよね。
中垣:なるほど…つまりステレオタイプな、
松田:そうやねん、全然そうじゃないねん。彼らは文化的にも成熟しているし学もあるねんけど、ただそこにおるから不便を強いられてるねん。
中垣:うーん。
松田:その辺が結構しんどかったな。
酒井:テヘラン以外はどこ行ったんですか?
松田:イスファハーンとタブリーズに行ったな。特にイスファハーンはまじですごかったよ。
タブリーズの感想は…イランの工業ザコ過ぎ、ですかね
中垣:あ、ほんまに?
松田:いや、ほんまにすごかった。
c 【シリーズ イラン】イスファハーンのモスクに見る「質より量」
中垣:へー。
松田:ほんまに、モスクとかが半端じゃないねんって。
酒井:それ聞くと行きたくなるなぁ。
松田:行くならアメリカに経済制裁されてるうちやで。解除されたらドルの価値は三分の一になるから。
中垣:
松田:ほぼ通じる。これまた偉いのがさ、老人で通じるのはだいたい昔のインテリやねんけど、
軍の獣医を定年退職後カーペット屋をしているおじさんは、本当に英語がペラペラで、途中「お前おれの言ってること本当に分かってる?」とまで言われました。実際あんま分かってなかったです
植竹:そうなん?
中垣:独学なん?
松田:英語が分からんと外の情報が手に入らんからちゃうかな。
中垣:はいはい。
松田:そのためにドラマとかで勉強するって言ってた。学校では一切教わらんらしいねん。
中垣:すご。
松田:えらいよな。
中垣:笑
植竹:確かに、すごいなそれ。
松田:あと彼らと喋ってておもしろかったのは、「シーラーズには行ったかい?」
中垣:笑
松田:あとさ、イランってシーシャが有名で、ほんまにみんなやってるねんな。それで「グリオンは試したか?」って聞かれて、最初は何のことか分からんかってんけど、ジェスチャーしてくれたからシーシャって分かってん。ほんで「あー、シーシャね」って言ったら
覚醒剤
中垣:へー。
松田:あとはね…
酒井:そうなんだ。
中垣:それは中国でもあるらしいで。
中国が「くまのプーさん」を検閲で禁じたもう1つの理由 – Newsweek
植竹:都合悪いんだ。日本って都合悪いのかな?
中垣:いや全然悪くない。
植竹:みんな言う気が無いってだけ?
中垣:というかシンプルに、それを言ったことがきっかけで、
植竹:なるほど。
松田:あとはイラン、お酒があかん国やけど、実際は全然流通してるって言ってた。
中垣:でもやっぱそういう感じではあるんや。街中で飲んでたらアウト?
松田:それはもうアウトよ。でもなんか、富裕層の住んでるジョーダンっていうエリアがテヘランの北部にあるねんけど、だいたいのお店が早くに閉まる中、そこにあるスーパーは当局とズブズブらしくて、夜遅くまでやってるしお酒も買えるらしい…
中垣:はいはい。
松田:なんしか富裕層はわりとなんでもありって感じがあったな。
現地のマッチングアプリのチャットで「本当のテヘランを見せてあげる」って言ってたギャル、やっぱ会っておけばよかった
中垣:なるほどな。
松田:ただそういう感じではあるねんけど、
中垣:なるほどな。
2019年11月22日
DEAN & DELUCA CAFE 六本木
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1598年、サファビー朝がイスファハーンに遷都した際の大規模な都市計画の中核となったイマームの広場。南北512m、東西159mの広大な長方形をしている。広場を囲む上下二層構造のアーケードは下層部分が店舗となっており、カーペットをはじめとする伝統工芸品を扱う店が軒を連ねる。
高島屋の担当者の名刺を見せて、流暢な日本語で「日本とも取引してるよ」と言っていたカーペット屋さんへ。発音は「タカシヤマ」じゃなくて「タカシマヤ」ですよ。