中垣:前に嶋田はさ、
嶋田:あー、言ってたね。
中垣:それってさっきおれが言っていたような、今の環境ではできないことを実践したいみたいな話ともまた違うと思うねんけど、
嶋田:まあ官僚の前で言うのもあれやけど、
中垣:それは自分にとって?
嶋田:いや、お客さんにとってもさ。
藤木:死にそうになってるやつを助ける方がいいと。
嶋田:うん、享受者が広い方がいいなって感じやな。特定の企業のためというよりも、もう少し幅広く…
太郎:そうね、それはおれも分かるな。
松田:公共性を主題にする人と自分を主題にする人で3:3に分かれたね。
松田・中垣・河東、自分のことでいっぱいいっぱいの3人である
太郎:笑
河東:期せずしてね。
太郎:でもどうなの、
藤木:仕組みに関われてる感ね…でもさっき河東が言っていた、TVは関係者が多いせいで謎の力学がはたらいていて、どこから手をつけていいかが分からんみたいな話と似てるんだけど、
太郎:例えば
藤木:そう。例えば秘書がすごい力を持っちゃってるとかね。
嶋田:なるほどな。
藤木:秘書から電話がきて「〇〇はこう言っています」って言われると、それはもうそういうことになっちゃうからね。
太郎:
藤木:うん、相当アレだね笑
太郎:国民から選ばれた人が言ってることにはなってるけど、国民から選ばれた人が言っていることにしてる、国民からは選ばれていない人がいっぱいいるから。
藤木:うん、それはすごい思う。
嶋田:
太郎:まあそうだね。
嶋田:
藤木:それを効率がいいと見るか…まあ実際、効率がいいからそうなってはいるわけじゃん。でもおれの個人的な意見としては、確かに効率がいいとは思うんだけど、それに対しての明確なスタンスはまだ取れないね。
嶋田:なるほどね。
中垣:
藤木:笑
中垣:やっぱりね、そこがこちらとそちらの違いなんやろうね。
松田:そうね。
河東:我々はもう、自分本意なもんですから。ただ
中垣:確かにそれは気になる。
嶋田:まああるけどな…
松田:というより、
嶋田:うん…だから極端な話をすると、おれは何をしててもおもしろいって思えるねんな。
中垣:あー、はいはい。
嶋田:
松田:あー…
嶋田:物理的欲求みたいなんがないんかな。
羨ましい
河東:ふーん。
中垣:なんかこういう人を見てるとさ、
松田:だからさ、中垣が「嶋田自身の幸せ」って言うときの「嶋田自身」って、別に本人的にはそんなものないのかもしれない。
嶋田:確かに。
松田:
河東:…なんかアホ丸出しの質問してもうたな。
太郎:笑
嶋田:でも、だから松田とかはすごいと思うねん。おれはこれは好きとか嫌いとかってはっきり言うやん。おれにはその感覚がなくて、全部そこそこ好きで、別にそれでええかなって思えてるから。
太郎:うん、それはおれもかなり近いことを感じていて、
そうなんですよ〜😅
河東:まあな、自分のことをかっこいいと確信してる人達やからな。
松田:…まあそうやな。
嶋田:
公共性の高い志に恐縮する、独善的な自意識なのでした
中垣:いや、自分がちっさいなぁと思って。
太郎:笑
松田:彼らの背後には一億二千万人がおるからな。
中垣:でもこのあいださ、
松田:あー、うんうん。
中垣:車の中におるし、別に自分が社会に対してさらされていないやん。
嶋田:はいはい。
中垣:そういう感覚って自分にはあまりないけど、
松田:あー、確かに。確かにね。
中垣:一生タクシーの中にいる感じ。車の中から外を見てたら、別に自分のことはどうでもいいやん。そういう感覚で周囲に興味を持ててる人っておるんやと思う。
松田:いや…うん、その説明は結構しっくりくる。
嶋田:確かにな。
松田:前に、n-1人を母数として社会を想定するやつはどうだとかいう話題が出たけど、
中垣:そうそう、それをこの前すごい思ってん。おれも小学生くらいまでは、電車に乗っても外の景色しか気になってなかったのに、
(僕もです)
太郎:それで言うと、
嶋田:おれもそうやな。
藤木:うん。
中垣:おれも景色を見続ける人になりたい…
嶋田:笑
松田:まあでもさ、中学生のときにスゥーっといけてたら景色を見続けられてたんじゃない?
中垣:まあそれはあるかもな。
河東:でも逆に松田、高校で馴染めてたと思ってるん?
嶋田:笑
中垣:鋭い笑 たぶん馴染んでなかったな。
河東:松田がどう思っていようが、たぶん…
松田:分かった、分かったって笑
河東:おれは三年間ずっと好奇の目で見てたよ。
2020年11月13日
Aux Bacchanales 紀尾井町