匿名：今日のテーマにあった「メディアとコンテンツとしての食事」ってどういうことなの？
中垣：例えば
匿名：あー、はいはい。
中垣：要は
松田：笑
匿名：なるほどね。経験がなさ過ぎて想像がつかなかった。
中垣：いや、別におれもないよ。
松田：前からちょっと思っててんけどさ、Tinderで
中垣：確かにね。まあひとつにはさ、どういう人か確認するというか、全く知らん人といきなりっていうのもそれはそれやん。
松田：初見なら確かにそうかもな。
中垣：いつも会ってるセフレとかならすぐヤるやん。
松田：まあそうか。じゃあ愛人は？
中垣：
松田：まあそうか。
中垣：でも確かに、それだけじゃない何かがある気もする。ただ間を持たせるためだけじゃなくて…
松田：うん、そういう気はするよ。食事はエッチ。
中垣：なんて言うか…
匿名：笑
松田：でもそう考えると食事のマナーにうるさいやつの気持ちも分からんではないな。きっと
中学生なん？
なつき：笑
中垣：
松田：そうそう。
中垣：乱れるってことね。
松田：そう、だからそんなことないフリをするためにも、やっぱりちゃんとスーツ着て靴履かなあかんねん。
中垣：いやー、でもありそうやね。
中垣：そうそう。あとは h が抜けがちとか、なんかまあいろいろあるねん。それが典型的なワーキング・クラスの英語で、逆に一番綺麗な英語は RP って言われるらしいねん。
松田：へー。
中垣：BBC の発音とか、エリザベス女王の話し方とか、ボリス・ジョンソンの話し方とか。
中垣：まあボリス・ジョンソンに関してはちょっとややこしいねんけどな。なんかいろいろ混血でオスマン帝国の末裔の血をひいてたり生まれがアメリカやったりして、いわゆる正統派のアッパー・クラスではないねんけど、まあ普通に血筋はいいしオックスフォードのいいカレッジ出身やから…
松田：笑
中垣：とにかくめんどくさいねん。東大行ったからオッケーとかじゃないねん。
松田：うーん、だるいな。
Source: commmon
松田：服装で紳士性を担保しとかんと、そのままでは性的過ぎるねん。
中垣：絶対あるな。
匿名：じゃあ
松田：あー…まあその言説に関しては、そもそもがトートロジーだという点において既に危ういところがあると思うけど。
どうご‐はんぷく【同語反復・同語反覆】
①主語が述語と同一概念から成る命題のように、説明の用をなさない同じ言葉を無意味に繰り返すこと。
②定義する言葉が定義されるべきものをそのまま繰り返す定義上の虚偽。
③〔論〕(tautology)記号論理学で、要素命題の真偽にかかわらず全体が常に真となるような恒真命題。→トートロジー
Source: 新村出編（2008）『広辞苑 第六版』岩波書店
匿名：あー。
松田：でもそうやね、食事はエッチだという文脈でも「美味しいご飯が好き」って言うのはちょっとアレやね。
匿名：だから渡部の不倫の話を聞いて、しっくりはきてしまったよね。
芸能人をはじめ自分の名前そのものが商品になってる人の名前は呼び捨てでいいという話もまたいずれしますね。
なつき：笑
中垣：あー…でもおれ、別にそんなにセックス好きじゃないで。
松田：それはちゃうんちゃう？ だって
中垣：まあそういう話ってあるやん。でもおれ、そういうの全然ないの。友達と食べて楽しいのは、それは友達とおるから楽しいんであって、別にご飯がなくても楽しいねん。
松田：うんうん、そうね。
中垣：飯はおれ一人で食うのが一番楽しいねん。ご飯の美味しさを100％享受できるのは一人で食ってるときやねん。まあ仲いい友達と食べてるときは、一緒にいて楽しいとかではなく、ご飯に100％集中して食べられるから、それも別にええねんけど。
松田：うんうん。
中垣：だからご飯のシェアもすごい嫌い。おれはおれの食いたいもんを食いたいし、それがおれの幸せやねん。
Source: commmon
中垣：あー、そうか。
匿名：笑
中垣：でもオナニーもそんな好きじゃないけどな。松田ほどは全然しないよ。
松田：
なつき：笑
中垣：でも一日3回できるでしょ？
松田：うん、全然できる。
中学生なん？
中垣：…まあまあ、それでメディアとコンテンツの話やんな。
松田：うーん、やっぱ絵を見るとか音楽を聞くってさ、比較的外向きというか…対象が完全にあちらにあるよね。
中垣：あー、そうやね。
松田：この相違って、他で例えるならフレンチのコース料理とタイの屋台料理の相違にも通ずるものやと思うねん。前にも話したけどフレンチのコースの何が嫌かって、すごく主客分離的で鑑賞的な雰囲気があるというか、あれが自身の血肉になる実感が全然持たれへんところやん。なんか他人事っぽいやん。
中垣：うんうん。
松田：で、その対極にあるのがタイの屋台料理なのね。汗をかきながらガーっと食べる…すごくこう、ゼロ距離で feel する感じがあるやん。
Source: commmon
松田：そうそう。でも食事はちゃうやん、そこにはやっぱりセックス的な内向性があるよ。
中垣：まあ音楽は微妙というか、入り込んじゃうときは入り込んじゃうけどね。
松田：だからそこはグラデーションちゃう？ それによる感覚的な体験にどこまで一般化のポテンシャルがあるかによって、
中垣：うん、でも食事をセックスと並べるのは結構妥当な気がするな。
松田：うんうん。
中垣：だっておれ首絞めへんし。
松田：誰が絞めるんかは知らんけど。
なつき：笑
中垣：し、おれは普通やと思ってても全然そうじゃないこともあると思うねん。例えば知らんけど…クンニが長過ぎるとかね。
松田：中垣セックス中めっちゃ喋るねん、あれはほんまだるかった。
中垣：タイでね笑
松田：それでやな、絵を見るからセックスまでのグラデーションを考えると、 ピー との相乗効果が一番あるのはセックスなんちゃうかと思うねん。
中垣：…あー、なるほどね。
松田：セックスとか食事との相性は結構いいけど、それと比べると音楽とか、まして景色になるとそれほどではないやん。
中垣：でも確かに、視覚にはそこまで効かへんもんな。
なつき：なんか食事にも二種類あると思っていて、足りていない栄養を満たす食事と、栄養が足りている状態で食べるそれと…
中垣：
人の話は最後まで聞こうな
松田：うんうん。
中垣：そこから進んで、
大地の複雑性を食う人
比良山荘で鮎と鰻と熊と猪と鹿を食べながら大地の複雑性に感謝している． 落合陽一 – note
匿名：今さ、その三段階をそれぞれ小説で描写すると…って考えたんだけど。
中垣：はいはい。
匿名：それで言うと生きるための食事は、
中垣：あー…どういうこと？
匿名：なんかどうしても外からの描写になっちゃわない？ そういう主客が不可分な体験を小説として描く場合は、
松田：はいはい。
匿名：で、逆に絵とか景色を見るみたいな、そもそも主客分離の傾向が強い体験は、小説で描く場合は
松田：うんうん。
まあ小説書いたことないんで知らんすけど
中垣：でもそれを聞いてると、一段階目と二段階目に差は無いんじゃないかとも思えてきたな。
松田：あー。
中垣：まあ純粋に一段階目的な食事も可能ではあると思うけどね、それこそプロテインとか点滴とか。でも普段の食事に関してはやっぱり差は無い気がする
松田：うんうん。
中垣：
松田：あるんちゃう？ 猫はチャオチュールが好きやん。
実はそうでもないよっていう猫がいたら「お問合せ」からその旨を教えていただけると助かります
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中垣：猫はありそうやね。
松田：確かに笑
匿名：水面に近いオキアミの方が好きとかね。
中垣：笑
松田：鯨はちょっと大き過ぎるけど…でも水族館とかに電話して聞いてみる？
質問が小学生
中垣：まああるんじゃない、イルカって賢いらしいし。
2020年12月18日
Aux Bacchanales 紀尾井町
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2020年4月1日より シャトーレストラン ジョエル・ロブション館内禁煙のご案内 – Joel Robuchon