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コミュニケーション 思索 生きづらさ

理解されたいし理解されたくない、そういった自己矛盾を自覚されますか?

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Screenshot: commmon

松田:まあ…しょうみこれはよく分からんというか、若者が匂わせてるんかはちょっと知らんしな。

中垣いくつかの話が混ざってる気はするな

みなと:うん。

松田:ただ…東横キッズっておるやん? あれについて知ってすぐの頃、東横キッズの有力アカウントと思しきやつをひとしきりフォローしてん。結局ストーリーの更新頻度がえぐくてミュートしちゃったけど、彼ら彼女らは確かに匂わせてた気がするで。

東横キッズ
Image: 東洋経済オンライン

トー横キッズが歌舞伎町に居場所求める本当の訳 – 東洋経済オンライン

中垣:あー…そういうことか。まあそういうのであればよくあるよね。

松田:あとは脇山の弟のインスタとかそんな感じやん。おれあれ超好きやねんな。

ウィードが煙ってきそうなスウェットのセットアップ、早く作ってください

中垣:確かにね。そういうのであれば会社の人とかもやってること多いね。

松田:ただそういうこと言い出すと…

中垣わりとシンプルな説明で話が終わっちゃいそうやね

話を複雑にしてポジションを取る、そういう活動

c 他人の前言語的確信を損なってポジション取りするの禁止な

松田:まあ「よく意味の分からない言葉や行動」って言ってるから、中垣の会社の人のよりは、もうちょい了解可能性の低いそれを指してる気がするよな。

中垣:男女がとかステータスがとかよりは、もうちょっと…って感じってことやんね?

松田:そうそう。特定のコミュニティに所属していることの記号を、合言葉的にやりとりしてる感じ

中垣:でもそれこそ最近やと、そういうのって普遍的な感覚としてありそうやんね。言うのか言わんのかどっちかにしろよみたいなことをみんながやってるというか。

松田:なんか思い出してんけど、中学生のとき学校の近くにセブンイレブンがあって、ほとんどのやつがセブンとかセブイレって呼ぶ中、ローエンド過ぎてやんちゃとか通り越して浮いてた篠原くんと、あと普通に浮いてた松田くんだけセブって呼んでてん。

中垣:あー…むしろセブって言ってるやつは一定おったわ。でも確かにそういう感じやんね。

松田:そう、あれはどこにも所属できないことを確認し合う重要な記号って感じあったよ。でもまあその辺についてはいったんどうでもいいねん。

みなと:笑

松田:それより、その下で彼の言っている「人は自分を理解されることを本能的に恐れてるんじゃないかと私は思うんです」「他社に理解と同意、許可を求めるような人がいる傍で、理解されることを拒む人たちもいる。そしてそういった感情は同居してると思うんです」ってやつ。

中垣:はいはい。

松田:これ、シンプルに矢印の向きがちゃうだけやんな。そら誰かに理解されたいと思うんなら、それが明確に期待できない相手には理解されたくないって話になるよねって。

中垣:あー…

松田:ちょっと具体的な場所と名前は忘れたけど、ボルネオとかインドネシアとかあっち系の島嶼部におる数百人くらいしかおらん部族で、言語体系が異様に複雑な人らがおるらしいねん。

中垣:はいはい。

松田:ほんでそこから山ひとつ越えたら、また全く別の複雑過ぎる言語体系を持った少数からなる部族がおるらしいねんな。

みなと:笑

松田彼らは内輪で結束するためにそんな感じになっちゃったらしくて、このお問合せが指摘するのもそれなんじゃね?っていう。

中垣:彼の問いとしては「理解されたいし理解されたくない、そういった自己矛盾を自覚されますか?」って言うてるけど…まあ確かに。てかこれ、なんかあんまおもしろい話につながらへんな。言うて普通の話やねん。

みなと:うん。

中垣:でもやっぱり分かってはほしいよ。分かってはほしいんやけど…本当に自分のお気持ちまで汲み取って分かってくれるかは分からないというか、理解されたい気持ちとそれがきちんと理解されない怖さみたいなのがあるって話はあると思う。

みなと:はいはい。

中垣:でもそれはそちらの立場に立ったときの話で、その矛盾に苦しむ根本には、心の弱さみたいなものがある気はするけどね。やはり他者に理解してもらうというのは、自分からの積極的なアクションであるべきで、自ら説明を尽くすべきだというのが前提やと思うねん。

みなと:うんうん。

結論
自己矛盾、コモンルームの皆さんは感じないっぽい

中垣自分は他者から理解されるべき、守られるべき存在なんだっていうメンタリティが根底にはある気がして、それは好きくないよ。

みなと:うんうん。

岸見一郎・古賀史健(2013)『嫌われる勇気』ダイヤモンド社
Image: Amazon.co.jp

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c 他人に「してほしい」人達

松田:まあちょっとまた話は変わってくるねんけど…こういうやつおるよねって話でさ、そしておれはそういうやつが大嫌いやねんけど。

中垣:はいはい。

松田:こう…誰しも他人に理解されたいと思っている、あるいは他人の承認を必要としているという前提のもと、だから自分が相手を承認するかどうかは相手にとっても重要なことであって、それをカードとしてちらつかせるようなやつというか

中垣:うんうん。

松田:具体的な言動としては「それってどういうこと?」「でもそれってさ〜」みたいなことを、やたら高慢に言うてくるやつな。

中垣:分かる、分かるよ。

みなと:僕まだメイクセンスできてないかも。彼が本当に思っているかどうかとは全く別にけちをつけてくる感じってこと?

松田:まあそうやな。本当に思っていてもいなくても、「確かにそうだよね」って全ての人が言われたがっていると思っていることを前提に、揺さぶってくるようなやつやな

次からは刺します

みなと:うんうん。

中垣:理解するとか共感するってハートの世界やん? それをハックして外交カードとして使うことのやらしさというか、そういうのはあるよね。

杉原保史(2015)『プロカウンセラーの共感の技術』創元社
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松田:あとはハートの話として理解し合いたいというのはそうなんだけど、それ以前に話題がそもそも事実についてである場合は共感とかじゃないのよ。事実は一つしかないから、ふたつの解釈がある場合は、どちらがより正確は一意に決まるねん。

中垣:あー、そういうことね。分かるわ。

松田:だから、事実について話しているときにこちらが同意を求めたとしたら、それは同じ地平に立っているかの確認であって、共感を求めてのそれではないねん。それに対して「え、違くない?」って言われたら、じゃあもうその話は終わりやねん

中垣:それはそうやな。

松田:ほんで…ここまでかなりとっ散らかっちゃったけど、彼の言う「理解されたいし理解されたくない、そういった自己矛盾を自覚されますか?」という問いに対してごくごく個人的に答えるんであれば、そらもちろん理解されたい、というか理解してもらいたいと思ってる。グッドなアイデアがあって、その価値を信じているからこそ、こういうことをやっているわけで。

中垣:うん。

松田:誰しもこういう考え方ができたらいいよなと、そう思って口を開いているもん。そういう意味では理解してもらいたいんだけれども…なんて言うのかな、一方で、理解されたいかというとちょっと違う気はするねんな

中垣:はいはい。

松田:…で、理解してもらいたいとは思っているが、それはすなわち理解されることが第一義的な問題だと、そういうことにはならへんのよね

中垣:はいはい。

松田:おれは事実の話をしてんねん。主観的な価値観とか世界観の話じゃないの。だから「それは間違っている」って全員から言われても、じゃあお前ら全員が間違っていると言えるわけ。そういうアイデアだからこそ、初めて理解してもらいたいと思っているんであって。

みなと:うんうん。

道流、你欲得如法見解、但莫受人惑。向裏向外、逢著便殺。逢佛殺佛、逢祖殺祖、逢羅漢殺羅漢、 逢父母殺父母、逢親眷殺親眷、始得解脱、不與物拘、透脫自在。

道流、你如法に見解せんと欲得すれば、但だ人惑を受くること莫れ。裏に向い外に向って、逢著すれば便ち殺せ。仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺し、羅漢に逢うては羅漢を殺し、父母に逢うては父母を殺し、親眷に逢うては親眷を殺して、始めて解脱を得、物と拘らず、透脱自在なり。

諸君、まとめもな見地を得ようと思うならば、人に惑わされてはならぬ。内においても外においても、逢ったものはすぐ殺せ。仏に逢えば仏を殺し、祖師に逢えば祖師を殺し、羅漢に逢っ たら羅漢を殺し、父母に逢ったら父母を殺し、親類に逢ったら親類を殺し、そうして始めて解脱することができ、なにものに束縛されず、自在に突き抜けた生き方ができるのだ。

Source: 入矢義高訳註(1989)『臨済録』岩波文庫

入矢義高訳註(1989)『臨済録』岩波文庫

中垣:うん、そうやね。ちょっと矛盾してるっぽいけど…でもそうやんね。

松田:そう。

中垣:…てかそれはほんまそうやんな。ちょっともう一回言ってくれへん?

松田:笑 つまり全員に「それは違う」と言われても、お前ら全員が間違っていると、そう思えるアイデアだからこそ…

中垣:だからこそ、初めて理解してもらいたいと思うわけやんなぁ。うん、それはそうやんな。

松田:これはほんま思っているよ。

引き続きお問い合わせお待ちしております

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アヴェンタドール:ヴォーン💨

みなと:うっせぇな。

中垣:地獄やろまじで。寒いしうるさいし。

松田:ええよ、おれが悪かった。グランドハイアットのテラスは二度となしや。藤原ヒロシのインスタグラムを見て「おれもあれやりたい」と思ったおれが間違ってた

中垣:次はあっちにしよ。

あっち

松田:笑 でもそうやんね、おれはこの席からずっとエイトを見てるもん。エイトから欅坂を見る方がいいに決まってるねん。

中垣:東京タワーの展望台から東京タワーは見えない。

2021年12月26日
グランドハイアット東京

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