白濱:話しながら考える感じになっちゃうんだけど…
松田:うんうん。
白濱:でもそういう部分はありつつ、松田みたいなスタンスも同時に持ってると。
松田:はいはい。
白濱:ただ人間が集団で生きている以上、
松田:なるほどね。
一番になれない勝負ならやめた方がいい、当たり前です
中垣:そういうね、一般的な物差しで自分をはめこんで勝手に死んでるのが、まじでよく分からへんくて。
松田:物事を捉える際の解像度が低過ぎて、粒のでかい事実しか見えてへんのとちゃう?
なつき:あー、そうねぇ…
中垣:もちろんね、強豪リーグに参加してる気持ち良さっていうのもあるとは思うんだけど…それで死ぬ間際になって「おれは強豪リーグに参加してたんだ、ああ良かった」って言って死ねるのかというと、それはちょっとやん。
なつき:まあそうね、そうっすね。
Source: commmon
白濱:…ってなったときに、松田がそこから切り離されてスタンスを作れてるのって、どういう理由からなんだろうっていう。
松田:はいはい。
白濱:まあ松田は自分の交友関係を自分で規定できるから、権力闘争をする必要がなく、思想と行動を一致できるとも言えるけど。
逆やで
松田:なるほどね。
白濱:で、ここからは具体的な投げかけなんだけど、今後 commmon の人数が拡大していくと、知り合いの知り合いが来たりするようになって、
松田:あー…
白濱:そのとき松田はどうするのかなって。
松田:なるほど。
白濱:思想を変えて権力闘争に出るのか、行動を変えて思想を守るのかになるのかな? 後者の場合だと、気に入らない人がいるときは commmon に参加しないとかって話になるんだろうけど。
松田:うーん。まあその辺が齟齬ってくる潜在的な可能性はあるよねって話だと、それは分からんでもないですけど…
白濱:今言ったように本当に会いたい人と一対一で会える形を新しく作るのか、それか…ここがちょっと具体的じゃないんだけど、他者との関係における自身の規定の仕方を改めて考えるようになるのかのどっちかかなと思って。
松田:なるほど。
白濱:ただそもそもの話で言うと、ぶっちゃけ僕より松田の方が、知らんやつとうまくやる能力って高そうだなとは思っていて。
松田:うん、まあそんな気はしますね。
白濱:でも、例えばいつもの commmon に複数人が集まっている環境で、
松田:はいはい。
白濱:で、その二人には今まで1〜2回あったことはあるけど、ぶっちゃけ話合わないし「なんだこいつ」ってなってるみたいな、そういうことってあり得るわけじゃん。
松田:はいはい。まあ…例えば知り合いの知り合いとかで、自分からポジションを取ろうとしないような、「お前がどう思うか聞いとんねん」と言いたくなるような人が何かしらの経緯でこの場にいたとしたら、それは排除したくもなると。
白濱:はいはい。
松田:
白濱:まあ確かにね。これだってわざわざ外に向けて解放してるわけだしね。
松田:何を目的にこれをやっているのかという問いにはなかなか答えにくいですが、どんな形であれ排他的になるのはその目的と矛盾しますし…てかそんなややこしいこと言わなくても、自分にとって都合のいい相手とだけよろしくやってんの、普通に気色悪いですしね。
白濱:うんうん。
松田:ただ逆に、そういう原則中の原則を破って、
白濱:はいはい。
松田:でもそもそも僕は…例えば誰かがジャブをふっかけてくるとか、どうにも話が合わないような感じだとしても、別にそれをもって即気に食わないとか、そういうことにはならないですよ。
アホの男とブスの女は死ねと言っていたのも今は昔やね☺️
白濱:なるほどね。
松田:そんな感じかな。まあちょっと机上の空論な部分はあるというか「仮定の質問にはお答えできません」っていうのが正直なところですけど。
白濱:…まあ確かに、実際そうだろうなとは聞いていて思ったな。じゃあそうなると、
松田:いや、全然。どちらも矛盾なくひとつの人格ですよ。
白濱:じゃあ例えば、議論好きのお偉いさんがいたとして、こいつに松田の個人的な意見をぶつけたらおもしろそうだなと思ったときに、それを出していったりすることはあるの?
会社で働く上での適応に困ってるって早よ言ってくれ
松田:うん、全然あると思いますよ。
白濱:そこでバトルモードになるリスクがあったとしても…ってことだよね? なんか抽象的な問いで申し訳ないんだけど。
松田:あー…
白濱:
松田:なるほどね。
白濱:僕はそこを完全に分けちゃってるのね。職場でもそうだし、同窓会で話すときもそうなんだけど、そこは普段とは完全に人格を分けちゃってるっていう体で。
松田:それでもやっぱよく分かんないですけどね。基本的に僕は、何を言うにしても一般論としては話さないというか、どこまでも「僕はこう思う」という話し方しかしないわけですよ。
白濱:なるほどなるほど。
松田:だから…もちろんこれは原理的にはという話で、心情的には必ずしもそうではないですけど、でも
はずですけどね()
白濱:あー、まあ確かに。でもやっぱそこができるのは…じゃあ例えば、松田がサラリーマンだったらどうするの?
松田:はいはい。
白濱:いや難しいな。でも、関係にコミットしないという決定をどうしてもし得ない相手が現れたときにどうするかは気になる。別にサラリーマンじゃなくても…
松田:笑 まあその理由次第ではありますが、その理由が自分にとって不可避なものなのであれば、その状況は普通に受け入れますよね。
白濱:なるほどね。
松田:あるいはサラリーマンだったとしても、その辺は同じことです。
やめる行動につながり得ない嫌って判断、要らんやん?
c 「今持っているものは全て自分が獲得したものだっていう、そういう捉え返しをしようと思ってるねん」
2021年12月31日
LE CAFE DOTOUR GINZA