酒井:
松田:あ、そうなん。
酒井:キングコングの西野とか、そういうことをよく言っていると思うんです。でも実際、そうなりそうっちゃそうな気もするじゃないですか、
松田:一般的に言って、まあそういうふうになるとは思うねん。だって今って、あらゆる人がいかなる話題に対しても、賛成か反対かを表明できるようになってるわけやん?
リツイートはゴミっていう内容の記事
The Man Who Built The Retweet: “We Handed A Loaded Weapon To 4-Year-Olds” – BuzzFeed News
酒井:うんうん。
松田:だからこそ、何をするにあたっても全体に訴求しなければいけないというか、
酒井:はいはい。
松田:ただそれがちょっと不健全だなと思うのはさ、さっき言ったような状況だと、
酒井:あー。
松田:つまりヒカキンにとっては、
c 虚構の人格
酒井:確かにそうですね。
松田:そうやってヒカキンは、自分以外のn-1人が何を求めているかというところに適応していっているわけやん。でもな、
まあ知らんけど。ちゃうかったらすみません
酒井:うーん、確かに。
松田:全員が全員、自分だけを除いたn-1人を、自分の行動を決定する動機にしちゃっているわけやん。
酒井:なるほどな…
松田:確かにそういう見方も…つまり今話してんのはさ、実際に起こっていることをどういう理論の下で理解するかっていう話やから、別に酒井の言うような理解をしてもかまへんとは思うねんな。
松田:だから物事は結局そういうもんなんだと、そういう理解もまあなくはない一方で…あくまで気分的には、そうも見えるけれども実は、
酒井:うんうん。
松田:要は
最高の一冊。ある種の自己啓発本でさえある
酒井:なるほどな。
松田:まずはマーケティングありきでマーケットが求めているものを作りましょうというのではなく、
“If I had asked people what they wanted, they would have said faster horses.”
– Henry Ford
Source: goodreads
Quote by Henry Ford – goodreads
“Some people say, “Give the customers what they want.” But that’s not my approach. Our job is to figure out what they’re going to want before they do. I think Henry Ford once said, “If I’d asked customers what they wanted, they would have told me, ‘A faster horse!'” People don’t know what they want until you show it to them. That’s why I never rely on market research. Our task is to read things that are not yet on the page.”
– Steve Jobs
Source: goodreads
Quote by Steve Jobs – goodreads
これ本文には全然関係ないんですけど、エルメスでベルトを買ったときに追加の穴を開けてもらおうと思ったら、「今日はフランス人の職人しかいないんですが、彼らは大雑把なので今開いている穴と同じ形の仕上がりになるかがお約束できないんですよね…」って言われたんですよね。自分的にも相手的にも特にしっくりきていない仕事をするそいつは全然良くないと思います。
酒井:うーん、なるほど。
松田:別にまあね、
酒井:なんかYouTubeでも、いいもの作りたい系の人っているはいるんですよ。すっげえかっこいい動画を作りたい、みたいな。
松田:へー。
酒井:結果的にはなんか、有名になりたい系の人達が頑張ってターゲティングしていった動画の方が伸びるんですよね。だから
松田:まあどうやろな。とは言え伸ばすのはそいつの責任やとも思うけど。
これはこれで真実なのである
正垣泰彦(2016)『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』日経ビジネス人文庫
2019年11月22日
DEAN & DELUCA CAFE 六本木
この記事をお楽しみいただけた場合、ワンクリックで任意の金額から支援することができます。
このリンク先でカートに入れた商品は、その売り上げの一部が commmon に還元されます。
また「誰が、何を何と同時に購入したか」は完全に匿名化されており、「何がいくつ販売されたか」以上の情報をこちらから確認することはできなくなっています。ご安心ください。
創業者の正垣泰彦が東京理科大学在学中の1967年にオープンした洋食店から始まった「サイゼリヤ」。創業当初の洋食店はやくざ同士のけんかがもととなった火事で全焼したが、その後洋食店からイタリア料理専門店に転換して店を再開した。
店が客足が伸びないことに悩んだ際にメニュー価格を7割引きにしたところ連日大行列ができるようになったため、徐々に店舗数を増やしていき、2013年11月には国内1000店舗出店を達成している。