Categories
TOKYO おもしろ小ネタ お金のこと

偏屈ホテル愛

2 months

8 minutes read

中垣:これは悪口系エピソードで…まあこんな話あんましたくないんですが、でもするんですが。

松田:笑

中垣:最近のマイブームやねんけど、悪口を言わないというかさ…

みなと:ほう。

松田:それがブームになるくらいには、悪口を言う衝動があるってこと?

Source: commmon

c 座右の銘「正しいことをする」

中垣会社の全社集会みたいなのでオードブルが出たって話したやん。それが恵比寿のあのホテル…

松田:ウェスティンかな。

中垣:そうそう、ウェスティンのんやってん。ほんで調べたらちょっと下というか…あそこってそういう感じなんやんね。

松田:まあせやな、SPGで泊まれるって言ってみんな喜んでるくらいやし

ウェスティンホテル東京
Image: ウェスティンホテル東京

ウェスティンホテル東京

中垣:ほんで…まあオードブルも美味しくないねん。それは別にホテルのランクがどうとかじゃなくて、普通にお弁当になっちゃってるからね。ロブスターとか言うてますけど、みたいな。

太郎:笑

中垣:それ食べながらファーストクラスの食事を思い出しててん。親父の世界一周旅行について行ったときに乗ってんけど、やっぱ美味しくないねん。飛行機の飯やし。

松田:うんうん。

中垣:し、そらエコノミーと比べたら広いねんけど、そのチケット普通に買ったら150万円とかするわけ。意味分からへんやん。まあ買える人は買ったらいいと思うよ、エコノミーってやっぱ狭いし。でもなんか…価値って相対的やなって思ってん。ウェスティンのオードブルを食いながらそれを思い出してた

松田:笑

Image: commmon

中垣:そのオードブルもまあ豪勢な箱やねん。もうバチバチ、Appleもびっくり、ほんまに。

太郎:なるほどね。

c 新品を開封するのが好きじゃない

中垣:おれは何を食わされてるんやろうって…でもみんなそれをありがたがってるわけでしょ? しかもさ、ウェスティンの客室見たらなんか結構古いやん

松田:うん、ウェスティンはあかんね。シティホテルは水回りに古さ出たら終わりなのよ。

中垣:やっぱそういう感じやん? だっておれが出張行ってたときに泊まった名古屋のビジホ、めちゃめちゃ綺麗やったで。絶対にあっちの方がいいもん

松田:うんうん。

中垣:それでもウェスティンって結構するんでしょ、ビジホより高いんでしょ?

松田:それはまあそう。

中垣:なんか…何それ?って。そんなんウェスティンより、このあいだ河口湖で泊まった一泊7,000円のホテルの方がよかってんけど。

松田:うん、まあ分かるよ。ウェスティンはね…一番にしか意味がない価値の序列では、二番目以下はほんまにゴミやねん

中垣:そうそう、そうやと思った。だからやるなら徹底的にやらなあかんねん。世俗の何物も寄せ付けないように、ハッとするくらいにまで仕上げなあかんねん。ディズニーランドくらいのことをしてくれんと意味が無いねん。

松田:うんうん。

c ディズニーで知る、世界に対する肯定的確信

中垣:そうじゃなくて、どこかに日常の生活との接続を感じられるようなラグジュアリーであれば、それは普通に見つかるねん。代々木公園に行けばあるねん。

太郎:はいはい。

中垣:それはすごい思ったな…だってバジル食うだけでラグジュアリーやし笑

中垣:てか食う香水で思い出してんけど、生のバジルって食ったことある?

松田:生のバジル…いや、あると思うで。

中垣:普通にどっかで食ったことはあると思うけど、もっぺんスーパーで買って食ってみてほしい。まじで食う香水やから。

松田:あーいや、食ったことあるわ。大学生になって二週間だけ自炊してたけどそのときに買ったわ。ポテトサラダに乗せてん、ほんだらちょっと添えただけのつもりやったのに、主役張ってきよったの覚えてる。

Source: commmon

c みんなに食べてほしいチョコレート2022

松田おれね、だからSPGアメックス嫌いやねん。ほんま好きじゃない。

中垣:分かるよ。

白濱くん、なつきくん、聞こえますか…

松田:まず彼らのロジック…つまり年会費高いけど一泊できるからってやつ、ここからしてあたま悪いもん。今泊まってないなら無理して泊まらんでええねん

中垣:あれほんまやばいよね。

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード – AMERICAN EXPRESS

松田:ほんで調べたよ。なんか泊まれるホテルにはランクがあって、確かにウェスティンくらいであれば、もらえるポイントでスッと泊まれるねん。

中垣:うんうん。

松田:でもそうじゃなくて、一泊あたりに必要なポイントが多い一番上のランク、こいつらは繁忙期がどうとか言うて、別にもらったポイントだけで不自由なく泊まれる感じでもないねんな。

中垣:はいはい。

個人的な見解であることは先にことわっておきますが、SPGの特典で泊まれるホテルのうち相応の価値があるのはリッツ・カールトンとセントレジスだけです。それらを日常的に使っている人にとっては、全く別の理由から妥当なカードがありますし、そうでない人にとっては、わざわざSPGに一本化してポイントを貯めてまで泊まることもないと思います。クレカは非接触決済への対応と見た目だけで選ぼうな

松田その辺がほんまに2.5流っぽいというか、自分では何も選んでこなかった人向けって感じあるで。しかもあれ…まあこれはアメックス全般にそうやけど、紹介のインセンティブがすごいよね。

中垣:そうやんね。だからコウコウがインスタでやってたよね。

🌹4代目バチェラー/黄皓/コウコウ – Instagram

松田:そうなんや笑 あれはほんま最悪やで…

明石くん、聞こえますか…

中垣でも会社の同期みんな持ってるねんな

松田:まあせやろな。ちなみになつきも持ってる笑

中垣:てか松田ってホテル結構好きやん? だからぜひおすすめしたいねんけど、もっと高い安い関係なく世界中のいろんなホテルに泊まってほしいねん

松田:はいはい。

pen ホテル特集
Image: Pen Online

東京のシティホテルしか信じていない

癒しのホテル – Pen Online

中垣おれはまず日比谷のペニンシュラがすごい嫌いなの。あれがいいのであれば、昔おれがロンドンで泊まった一人一泊一万円以下のホテルだって、別にたいしたホテルではないと思うねんけど、でもすごい古い建物やしドアマンもしっかりとした服装で、なんか矜持みたいなのがありそうやねん。

松田:はいはい。

中垣:他にはロサンゼルスで泊まったホテルも、なんかもうでか過ぎて宮殿みたいな感じやったし…別にホテルは値段だけじゃなくて、ロケーションによってほんま色々あるねん

松田:うんうん。

中垣:ケープタウンで泊まったロッジもすごかったし。

松田:まあそれはそんな気がしてるで。イランのイスファハーンで泊まったホテルは、その土地ごとの必然性というか、経緯の重みみたいなのを感じられてよかったよ。クラブラウンジが全てじゃないんだと。

Hotel Abbasi

中垣:そうそう。てかクラブラウンジって何…?

松田:ただそういう意味で、東京に限って言えばペニンシュラとかマンダリンみたいなホテルは嫌いじゃないよ。東京なりの必然を見ることはできるもん。

中垣:でも東京はね…土地がないし歴史もないから、なかなかさ。

松田:だからこそおれは、2000年代に進出した外資系のやらしさがむしろ好きって感じかな。でももちろんアパホテルも大好きやで、あれは東京に対する最高の解やろ

外資系ホテルの東京戦争 – imidas

中垣:そうそう、でもそうなるよな。出張族が好きなのはだいたいドーミーインやねん。

アマネムのラゲッジタグで釣ってドーミーインに連れ込むといいらしい

dormy inn

松田:今まで泊まったホテルの中で5番目くらいに感動したの、上野のアパホテルやもん。浴室あんな狭いのに窮屈ではないの、ほんま魔法としか言えん

中垣:笑 でもそうよ。

松田:だからその線でも、ローカルなふりしてそんなことは一切ない京都のエースホテルはちょっとあかんね。

c 一番美味しいジュースは濃縮還元からは生まれない

中垣:エースホテルはそうやんね、どこにも根差してない感じあるよね。それやったらおれ、ベトナムで泊まったばかやかましいあのホステルも好きやったもん

松田:あー、あれね笑

嫌いだった

中垣:あんなん普通はちょっとあり得へんやん。

あるのかも知らない騒音規制さえ確実に守っていない爆音クラブ(路面店)の道を挟んで真向かいにある、ベッドで話してるだけで東南アジア沈殿系白人ジジイに「うるせえよ」って注意される、そういうホテルです。

松田:それで言うとパタヤのmessyホテルは結構好きやったで

中垣:あー、あれね。あれは…ちょっとやばかったね。

嫌いだった

松田:まあ中垣は超嫌がってるなとは思ってたけど。

やってるかどうかも分からん食堂が併設、部屋の鍵はぶっ壊れ、ホテル出てすぐの路地は水浸しで洗濯物があちこちに干してある、そういう感じの1つ星ホテルです。

中垣:そう言えばこのあいだ河口湖で泊まったホテルもよかった。河口湖ホテルっていうまんまのホテルやねんけど、昭和天皇が泊まったことがあるっていうのだけでこれからもやろうとしてる感じで。

太郎:笑

河口湖ホテル
Image: 河口湖ホテル

河口湖ホテル

中垣:でも確かに古いから、玄関のガラスも昔の波打ったガラスやったりするねん。やる気あるんかないんかよく分からん謎にクラシックな支配人みたいなんがおったりして、まあ良かったよ

松田:笑

中垣:その支配人、お前は格好をつける前にホールの暖房をつけてくれよみたいな、まあそういう感じやってんけど。

太郎:笑

松田:富士山の麓にある系のホテル、だいたい冷えきってるもんな。

中垣でも何かしらの必然性というか、「お前らはこれでずっとやってきたんやな」っていうのがあってんな。そういうのをもっとちゃんと見つけていきたいね。

松田:じゃあ…前に鴨川に行くって言ったやん? ほんで鴨川でホテルって言ったら鴨川グランドホテル一択になるねん、それ以外に鴨川にホテルはないねん

中垣:ないんや笑

鴨川グランドホテル
Image: 鴨川グランドホテル

鴨川グランドホテル

松田:で…ちょっと話がややこしいねんけど、イッシーがブログで言うてたホテル、あれが鴨川グランドホテルやねん。ほんで彼はホーマットみたいな存在感があるて言うてるね。

中垣:はいはい、ホーマットって前のあれやんね。

松田:そう。でも間違えんといてほしいのが、鴨川にはほんまにそれしかホテルがないねん。イッシーの真似とかではまじでないねん

シーワールドに行きたかったの

中垣:笑

松田:で、この鴨川グランドホテルが結構ええのよ。あれ系のホテルって、昔の勢いで建てたでかい箱を持て余して死んでる系か、地域では言うても一強だという誇りを持って、手を加えられるところには手を加えて、決して消極的なことはしていない系の二種類しかないと思うねんけど、ここは完全に後者やねんな。

中垣:はいはい。

松田:浴場も改修してそれなりに綺麗にしてるし、レストランも新設してメニュー開発も頑張ってるとか、その辺がすごくいいねん。

中垣:なるほどね。

松田特にレストランはほんまに普通に良かった。言ってしまえば南国リゾートみたいなノリの見た目やねんけど、言うて鴨川に行くときの気持ちってそれやし、その線では結構シュッとしてんねん。

中垣:はいはい。

鴨川グランドホテル
Image: 鴨川グランドホテル

松田:ほんでビュッフェが美味しいねん。何を食べても特に妥協が見えない、ここまではやると決めたことを過不足なく実践できている感じがある。言うて一人6,000円くらいするし…これ別に、地方のでかい箱のホテルのそれやと考えると決して安くはないよ。

中垣:うんうん。

松田:あとはね、客室の窓があほみたいにでかいねん。サッシの下端から床までの距離がやたら近くて。

中垣:あ、これか。確かに窓めっちゃでかいな。

鴨川グランドホテル
Image: commmon

松田自分達には自分達なりに強いられている条件がある中で、引き出せるポテンシャルは全て引き出そうとしている、そういうポジティブさがあるのよ。

中垣:なるほどね、なるほど。

太郎:20年くらい前に泊まったことがあるはずなんだけど、風呂が死ぬほど熱かった記憶しかない。きっと進化したんだろうね。

松田:笑 なんしかすごく誠実な印象のホテルやで

中垣:うん、確かにそういう感じあるね。でもやっぱそうやんな、そうやんね。


中垣:てか全然関係ないねんけど、昨日なつきと山に行って、帰りに竜泉寺の湯っていうのに行ってんな。

松田:はいはい。

中垣:なつきの地元にも同じやつがあったらしくて、印象が良かったから行こうってなってんけど、まじでここすごいよ。エンターテイメントって感じ、露天風呂なんか光ってるねんもん。

太郎:うわすご。

竜泉寺の湯
Image: 竜泉寺の湯 八王子みなみ野店

竜泉寺の湯 八王子みなみ野店

中垣:内風呂と外風呂が同じくらいでかくて、湯のバリエーションもすごいねん。炭酸泉もちゃんとしてるし、サウナもでかくて座るところが5段あるねん。

松田:なるほどね。

中垣:それで700円やからね。

ラグジュアリーとか一生分からん人達でした

2022年2月6日
Aux Bacchanales 紀尾井町

この記事をお楽しみいただけた場合、ワンクリックで任意の金額から支援することができます。

このリンク先でカートに入れた商品は、その売り上げの一部が commmon に還元されます。

また「誰が、何を何と同時に購入したか」は完全に匿名化されており、「何がいくつ販売されたか」以上の情報をこちらから確認することはできなくなっています。ご安心ください。


Pattaya The Encore Hotel
HeaderImage: zenhotels

Walking Street Encore Hotel – zenhotels