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ことば 思索

具体の中にとどまっているリーチの短い確信

3 years

みなと言語でもって、それっぽいものとそれそのものを分けるっていうのを、松田の言いたいことのポイントとして受け取ったんだけど…

松田:うんうん。

松田:もちろん…まあここで悟りって言っちゃうと仏教っぽくなっちゃうねんけど、実在に対する問い、私と世界の関係性をめぐる究極の問いについて、その先に見るものは、何がそれだと簡潔に言い表すことはできないんだけど、しかし一度それを見た以上、それはそれ以外ではあり得ない、そういうようなものやと思うねんな。

みなと:うんうん。

松田:見たら明らかに分かるように、それはそれで、それ以外ではあり得ないと。だから、それをなんとなくメイクセンスするなんてあり得ないわけ。少しでも疑念があれば、それは答えではないねん。

Source: commmon

c 禅は素人向けとちゃう気してきた

みなと:で、それっぽいものについてなんだけど…まあ共感なんてしてもしょうがないんだけど、でもそれは本当にそうだなと思って。

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ことば 思索

実在の意味についての問いは、言語的に究明されなければいけない

3 years

松田:これを思った…まあちょっとしたきっかけやねんけど、前に京都に遊びに行ったとき、中垣おすすめの D徳寺 っていう寺に行ってんな

これ↓

c 禅は素人向けとちゃう気してきた

みなと:うんうん。

松田:ほんでエントランスを払って、秀吉と利休が茶をしばいた建物みたいなんを見て回ってんけど、そこは作務衣を着たスタッフがプチ解説をして回ってくれるみたいなんをやっててんな。

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ことば 思索

禅は素人向けとちゃう気してきた

3 years

松田:最近ちょっと思っててんけど… commmon の禅カテゴリーの記事あるやん。

みなと:うんうん。

松田:この前ちょろちょろ見ててんけど、なんかどの記事もあんまよくなくてさ

みなと:ほう。

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ことば エンタメ 思索

シン・エヴァンゲリオンの本質を、8つの観点から徹底的に解説します

3 years

松田:いやぁ…まあなんやろ、非常に満足したというか、やっぱすげえしっくりくるね

みなと:うん。

松田:1回目に観たときは着地点が分かっていないのもあって、全編通してどれくらいの解像度で観るべきかが分かっていなくて、瑣末な描写が気になったり重要な設定を見過ごしていたりしてたけど…

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ことば 仕事 思索

個人と言っても二種類あってやな

3 years

松田:ずっと前に言ってた「有名税…あるに決まってるやんけ」の話をしたいねん。

中垣:あー、その話聞きたかった。

松田:昨日、中垣が記事を送ってくれたやん。実存まで競争にかけたらあかん、ってやつ。

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ことば エンタメ

まじで最近のWIREDはなんなん

3 years

中垣:松田には言ったけどさ、この冒頭の文章、みなとも読んでみてくれへん?

ネイバーフッドの逆襲

「人を場所から切り離して理解することはできない。人間は場所なのである」という哲学者ガブリエル・マルセルの言葉に倣うならば、ぼくの大部分は鎌倉という場所でできている。近所や徒歩圏にこれだけの友人知人がいるなんて小中学校以来だし、ホームコースである裏山のトレイルを走れば隣町に暮らす母のマンションや父が眠る峠の墓地も眺めることができる。何より、「未来のことを考えるなら、自然の中で考えよう」という信念を、『WIRED』編集部の鎌倉分室を起点に実践するフィールドでもある。

鎌倉や逗子の地元コミュニティが心地いいのは、ネイティヴであれ移住組であれ、この土地が好きな人々が集っている点だ。人類が自然の創造物に本能的に向ける愛情を「バイオフィリア」と呼ぶように、人と場所や環境との情緒的な結びつきを、地理学者のイーフー・トゥアンは「トポフィリア」と名付けている。こうした土地(トポス)への愛着は、ネイバーフッドを語るうえで欠かせないマインドセットのひとつだ。そもそも「ネイバーフッド」という言葉は多義的で、近所や近隣の人々、近隣住区、あるいは親しさといったニュアンスを含んでいる。ここでは、ある種の「場所」に根差した人間同士のつながりと定義してみよう。

都市の近代化は、こうしたネイバーフッドをことごとく解体してきた。それは、都市計画の宿命でもあった。建築家の黒川紀章は著書『都市デザイン』のなかで、いまからおよそ100年前のル・コルビュジエと近代建築国際会議(CIAM)の理念を引きながら、機能的な都市における近隣住区というコンセプトの限界をこう表現している。「都市は開いた構造を求めているのである」

パンデミックによるロックダウンは、移動の不自由という制約によって都市を閉じたことで、ネイバーフッドの再発見をわたしたちに促している。これまで都市という欲望を突き動かしてきた経済資本だけでなく、そこで人間同士が紡ぐ社会関係資本やその土地に固有の自然資本、蓄積してきた文化資本といったパラメーターが突如として前景化した。それは同時に、日本における「ネイバーフッドの貧困」を露わにもした。世界中でロックダウン中に自殺率が下がった一方、日本で女性の自殺率が上がったことは、海外でも驚きをもって報じられた。不況のしわ寄せが女性に向かう「She-cession」と呼ばれる状況は各国にあれど、日本ではそうした経済の貧困の先に人間関係の貧困が現れていると、法政大学の保井美樹は著書『孤立する都市、つながる街』で指摘する。

ノーベル文学賞受賞後初の長編『クララとお日さま』を発表したカズオ・イシグロはそのインタヴューで、「縦の旅行」と「横の旅行」について語っている。世界中を飛び回っても同じ価値観の人々としか会わず、グローバルな同質性を強化する一方の「横の旅行」に対し、同じ通りに住んでいる人々でさえ、まったく違った世界に住んでいて、そうした人たちをもっと知る「縦の旅行」が必要ではないか、というものだ。

いまや「縦の旅行」を促すネイバーフッドの再構築が、世界中で始まっている。市民の手で公共空間を真のコモンズ(共有地)へと変えていくタクティカルアーバニズムやウォーカブルシティの構想はすでにパンデミック前から存在した。成長か脱成長かという不毛な二元論を超えて、人も経済もカルチャーもあらゆる関係資本が循環することで、まるで電流から磁場が生まれるように、多様なネイバーフッドが立ち上がっているのだ。

「わたしたちはテクノロジーの影響を短期的には過大評価し、長期的には過小評価する傾向がある」という有名なアマラの法則は、当然ながら都市という太古からのテクノロジーにも当てはまる。パンデミックが都市にもたらした影響について、ワクチンが行きわたった国々で人々が続々と街に戻って賑わいを見せる様子を見ると、この1年で都心の人口が減り、オフィスの売却や縮小が相次ぎ、飲食店が苦境に立たされたのも、短期的で過大な反応だったと思えるかもしれない。でも都市がその機能を止めたことで、人類はまるでSFプロトタイピングのような決定的な瞬間を経験した。結局のところこれは、インターネット誕生後に人類が初めて経験し、共有し、オンラインでつながったパンデミックだったのだ。その長期的な影響を、決して過小評価してはならない。

スマートシティやデジタル田園都市といった「都市計画」は、これから世界中で実装されていくだろう。物理世界とヴァーチャル世界が鏡合わせになったミラーワールドになっても、ぼくたちはささやかなトポフィリアをそこに抱き続けるはずだ。なぜならそれが人間の本能であり、昔もいまも、リジェネラティヴな都市の唯一の原動力だからだ。ネイバーフッドの逆襲は、すでに始まっている。

Source: WIRED.jp

ネイバーフッドの逆襲:雑誌『WIRED』日本版VOL.41の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ – WIRED.jp

みなと:はいはい…とりあえず最初の方で、なんか言葉がいっぱい出てくるね

松田:せやねん、ほんまクソやんな。

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ことば したいこと 人生 思索

「Aを選ぶ人生じゃなくてXを見出す人生を選べよ」

3 years

みなと:ちょっと今日話そうと思ってたことがあって、前に舐達磨についても似た話があったんだけどさ、良いと思わないものを良いと言わないというか…その勇気ってすごく大事というか

松田:うんうん。

「間違ってることを正しいと謳わない」

c 座右の銘「正しいことをする」

みなと最近「勇気」って言葉が自分の中のひとつのテーマになってるんだけど、良いものを良いと言うとか、良くないものを良くないと言うのはもちろんそうなんだけど、良いと思わないものを良いと言わないって、結構勇気が必要なことだというか…

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ことば 思索

禅に異議あり

3 years

中垣:そうやそうや、なぜか今日これを持って来てんけど…

松田:はいはい。

井筒俊彦(1991)『意識と本質』岩波文庫
Image: Amazon.co.jp

なぜか持ってくる本ではないぞ

井筒俊彦(1991)『意識と本質』岩波文庫

中垣:それで、『意識と本質』の章についてはちゃんと読んではないねんけど、『禅における言語的意味の問題』は読んだし…理解した

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ことば 仕事

サラリーマンの方便はつらぽよ🥲

3 years

中垣:なんやったっけ…松田が3~4ヶ月くらい前に、方便としてならいいっていう、そういう態度すらどうなんだい?って話をしてた気がするねん。

松田:はいはい。

「方便だから〜」とか言ってるといずれは方便じゃなくなっちゃうので、方便は使わないか、使うのであれば方便だとのエクスキューズはせずに堂々と使うのが吉ではないでしょうか。

中垣:なんか…まあ当時の文脈はちょっと忘れたけど、とにかく方便って必要なのか?っていう、解けない問いやねんけどそれを投げたくて。

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おもしろ小ネタ ことば したいこと 思索

クォーテーションマークの守破離

3 years

明石:なんか急にじじくさい話なんですけど、打ち込めるものが年々減ってきてるんですよね

松田:はいはい。

明石:その初期症状ってまずRPGに現れて、ゲームの途中で「これを最後までやったからっておれの人生に何のプラスになるんだっけ…」って無力感をおぼえ、進行度60%でやめちゃうみたいなことが増えてくるんですよ。