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お金のこと 思索 未来

いいと思うのなら対価を払え / いいと思うのならタダにするな

4 years

松田中垣が前に言ってたプレジデントの記事、あれすごいよかったね。

【楠木】インターネットの時代になって、情報材を扱うB to Cの商売の実態は、ほとんどの場合、広告業もしくは販促業です。広告業の生命線はユーザーの数です。これはラジオやテレビの時代からまったく変わっていない。見ている人がたくさんいるほど、プラットフォームとしての価値が高まり、広告主を集めやすくなり、広告収入が得られます。どうしたらユーザーの数を集められるか。いちばん手っ取り早いのはタダにすることです。こうした成り行きで、「ネットの情報はタダ」が当たり前になりました。

とにかくスケールさせなければならない。しかし、ユーザーから直接カネは取れない。十分な規模に至るまでには時間がかかるので、情報サービスのスタートアップ企業の多くは、まずは「赤字を掘る」ことになる。それはそれで一つの手口なのですが、赤字を掘ったその先にきちんと商売が成り立つかどうか、長期利益につながる首尾一貫した戦略ストーリーがなければいけない。

筋の通った戦略もなく、集めた原資をひたすらプロモーションに投資し、漠然とした楽観にもたれて目先のユーザー数を伸ばすことにかまける会社が多いですね。広告で儲けようとしているのに、自分が広告費を払う側に回ってしまっている。揚げ句の果てに、一定のユーザーを集めたところでどこかに事業を売却して、手じまいにする――これを最初から目的としているフシがあるスタートアップも珍しくありません。

私に言わせれば、これは商業道徳に反しています。しかし、当人にその意識はない。それどころか、「先端的」なことをやっていて、称賛される価値があるとさえ思っている。ずいぶん規律が緩んでいると思いますね。

Source: PRESIDENT Online

何でも無料のインターネットは、「商業道徳」を無視しすぎている – PRESIDENT Online

中垣東浩紀と楠木建のやつやんな。あれいいよね。

松田:あれ読んで『ゲンロン戦記』買ったわ。

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お金のこと 人生 仕事 未来

週5日も働くの、あんましっくりこなくない?

4 years

山本週15時間働いて年収500万円くらい欲しいなって超思ってるんだけど…

ルトガー・ブレグマン(2017)『隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』文藝春秋
Image: Amazon.co.jp

ルトガー・ブレグマン(2017)『隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』文藝春秋

松田:はいはい。

山本:そんなうまい話、やっぱあり得ないかな。

松田:少なくともおれは知らないけど、でもそれ思うよな

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思索 未来

世界はフィジカル

4 years

中垣:前さ、どこまでいっても人はこの身体が大事やから、それを脅かすことの有効性がなくなることはなくて、だからこそ軍事は存在し続けるっていう話をしたやんか。

みなと:うんうん。

中垣:そういう意味で、やっぱりフィジカルとバーチャルは違うのかなというか…

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いいこと思いついた お金のこと 未来

世界からお金をなくすには

4 years

松田:今日のテーマがお金ってことやったから、ちょっと読んどくかと思って前澤友作のnoteを見てみたのね

太郎:笑

松田:それで読んでた中に「贅沢するやつはいなくなるんじゃね」みたいな話があってんけど、それは確かにそうかもって思ってん。

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ファッション 思索 未来

ポリコレ時代のカルチャー像

4 years

中垣:エコとかサステナビリティとかSDGsとかって、社会課題系でよくあるトピックだと思うんですよね。今だとハイブランドもそういう動きをしてるじゃないですか、エコレザーとか

ステラ マッカートニーはベジタリアンブランドとして、レザー、ファー、羽毛を一切使用しません。このような立場を取ることで、すべてのものにとって、つまり、動物、人間、環境のいずれにとっても優しい、美しい高級製品の製造が可能であることを証明しています。

Source: Stella McCartney

ベジタリアンレザー – Stella McCartney

明石:ヴィーガンレザーとかね。なんかもう、クラッときちゃう言葉ですよね笑

太郎:笑

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お金のこと 思索 未来

「お金が欲しい」じゃないんだよ

4 years

松田「お金が欲しい」の矛盾、これを一応テーマに書いててんけど…

みなと:なるほどね。

松田:まあシンプルな話やねんけど、お金が欲しいって言うとき、欲しいのはお金じゃなくてそれで購えるものやん? 無人島みたいな、誰も何も生産していないところでお金を持っていても意味無いやん?

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いいこと思いついた 思索 未来

おれらは将来アカウントになると思う

4 years

前言語的確信に言語によって漸近するというスタイルなので、その場の雰囲気で口にしている部分も多々あります。「ここはこうなんじゃね」「いまいち言ってることが分からんぞ」とかがあれば、ぜひ次回以降に参加して指摘してください。

中垣:太郎が来るまで、名前は変えてもいいんじゃないかみたいな話をしててん。

太郎:はいはい。

中垣:そのときに何が問題になるかやねんけど、仮に名前がID的なものではなくただのカルチャーなのであれば、別に変えてもいいわけやん?

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思索 未来

社会を変えるのは制度でも信念でもない

4 years

中垣自分の感じている違和感が世の中全体にも当てはまると確信して社会を変えたいと思った場合、個人のとるべき行動として自分が社会を変えられる立場になればいいというのは確かにそうなんやけど、とは言え「じゃあ政治家になればいい」って、それは結構ドライだとは思いません?

直前に帰った松田がそう言った

c 社会を変えるんじゃないんだよ、お前が変わるんだよ

明石結局は世論ないしムードが作られてから社会制度が変わるものだとは思うんですよね。だからこそ草の根的なアクティビティが好きな人は、「問題はいろいろあれど、とにかく声高に叫ぶという行為もムードを作るという観点では肯定される」みたいに主張するわけじゃないですか。

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したいこと 仕事 未来

AI時代の働き方とプライバシー

4 years

中垣:WEEKLY OCHIAIのシーズン1でVRについての回があってんけど、今後はVRによって、フィジカルには存在していないものを知覚しながら、その存在を前提として生活するのがデフォルトになる世代が出てくるだろうと。

WEEKLY OCHIAI シーズン1 VR・AR・MR、仮想現実が変える未来 – NewsPicks

松田:はいはい。

中垣:だからフィジカルな存在がなくてもいいもの、例えばテレビとか照明とか、あるいは純装飾的な絵画とか…要は触って確かめる必要が無いもの、それはVR化するんじゃないかって言っててん。

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学ぶ 未来

TikTokは禅への序章

4 years

松田:今日久しぶりにTikTokを見ててんけど、「やりらふぃー」って知ってる?

中垣:…知らん。

松田:適当に調べたら出てくるけど、これが今年流行り散らかした音源らしいねんな。前から存在自体は知っててんけど、今日見て「おれもやりたい」って思って、部屋でフリを練習しててん