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この活動って何なの?

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なんでこんなことしてるの?

なつき:「こんなのよくネットに上げられるな」って2chに書かれてたって話、それは確かにってちょっと思ったんだけど、それに対する答えが松田とか中垣の中で用意されているわけではないの?

中垣なんでこれをアップしているのか?

なつき:そうそう。明確な答えがあると思ってた。

中垣:別に「なんで」とか抜きに、JUST DO ITでやってるっていう話はまずある

人生はJUST DO IT

c the only easy day was yesterday

c 自分を過小評価してはいけない

c 選択とその排他性

なつき:あー、まあそうだね。

中垣:何か目的があってというよりは…まあもちろん目的はあるねんけど、最初のきっかけはcommmonで出た話がそのまま流れていくのがもったいないから、とりあえず文字起こししようってなって、そこからだんだん見栄えも良くしていったっていう経緯がある。うーん。なんでネットに上げているのか、か…

なつき:「単純におもしろいから」っていうのも全然あると思うんだけど。

松田:少なくとも、何かしらの目的によって肯定される手段としてこれをやっているという感じではない

なつき:あー…

松田:自己目的的なところはあるよ。まあいいように言うならね、全人格的コミットメントと言ってもいいんだけれど。特に何かを考えてやっているということでもないよ。

松田:でも例えばシンクロエナジャイザーのやつとか、あれをアップすることによってシンクロエナジャイザーが何かについて困る人はいなくなるやん。

c シンクロエナジャイザーを知っているかい?

中垣インターネットっていう広い海の中にあんな情報が転がってるのが個人的にツボるっていうのもある

松田自分が一度考えたことを、なんかその、何かしら参照可能な形で凝固させておきたいという気持ちはあるな

なつき:ふーん。

倉留:なるほどね。

中垣:逆になんでそんなことが気になんの?とは思う。

なつき:まあまあ。

中垣:「エゴでやってんじゃねえの?」っていう意味を込めた「なんで?」なのだとしたら、それは別に否定しない。やりたいからやってるし、それでザッツオールって感じではある

c 自分本意でいこうぜ

松田:まあもっと一般的な話としてさ、commmonが存在することの説明可能性って低過ぎるとは思うねん。それにcommmonとしても、あまり距離を感じてほしくはないというか、正体不明の何かでありたくはないから、そういう意味でもできる限りの説明を尽くしたいとは思っているよ。

中垣:あー、それはちょっと思う。もうちょっとちゃんと言語化したいね。

これお金にしないの?

なつき:なんて言うかな、たまにお金が発生するかどうかだけで物事を考えてしまうときがあって、そのときに「なんでこれやってんの?」って思っちゃったんだよね。

中垣:あー、まあそれはそうやね。

松田:それに関してはいろいろと言いたいことがあるねんけど、おれは少なくとも、これがお金を稼ぐことと背反だとは思ってないよ笑

なつき:あ、じゃあお金にしようとは考えているんだ。

松田:うーん…まあ本職の片手間の趣味としてこれに取り組んでいるのではないよな。それに率直な確信として、こんなんお金になるに決まってるやんとも思ってるよ。あくまで前判断的な確信としてね。そういう意味では、お金なんてどうでもいいからこれをやっているという感じではない

なつき:あー。

松田:まあね、やや不思議な感覚ではあるけど。

中垣:何かでお金を稼ぐっていうのはさ、それにお金を払う価値を誰かが見出しているってことやんか。そこが早い商品もあれば遅い商品もある、つまりすぐに誰かが価値を見出してお金が発生する商品もあれば、価値を見出されるまでが結構遠い商品もあって

c 「お金がないからできない」のなら辞めちまえよ

c (続)「お金がないからできない」のなら辞めちまえ

中垣:ってなったときに、commmonは後者の商品ではあると思うんだけど、いずれにしろ誰かしらが価値を見出すだろうっていう確信は強いわけ。でもそれが今日明日である必要はないというか、そこってある種トレードオフで、インスタントにウケる商品を仕立てたいわけではなくて、中長期的に成果が出ればいいから自分達の確信を持てるものを出していこうっていう。

日本のトップエリート勢揃いの異業種交流会も開催できますけどしません

松田:今の中垣の話をおれの言葉で言うなら、我が子を中卒のブルーカラーワーカーにさせるのか、大卒のエリート総合職にさせるのかみたいな、そういう感じの話かな。

中垣:あー、そうやね。

松田:要は単純再生産と資本の蓄積みたいな話として捉えてるねんな。例えばcommmonをクソみたいなキュレーションサイトにして広告収入で食っていくことだってできるけど、それはおれにとっては子供を中卒で働かせることと一緒やねん。

中垣:そうやねそうやね。

松田:あとはじゃあ資本の蓄積…まあここでは文化資本とか社会資本になるんやろうけど、その蓄積が極まった先でほんまにcommmonに価値は見出され得るんかって話やねんけど、少なくとも今commmonに来ている人もいれば見ている人もいると。そして何より、相当な強度でおれが価値を確信している。だからまあ大丈夫じゃね?って感じ

c 一億二千万分の一の自分と、一分の一の自分

c 未来を作ったiPhone

松田:まあね、具体的に突っ込まれたらいくらでも言われようはあるから、これ以上強く主張することはしないけれども。

なつき:なるほど。

commmonの勝ち筋

倉留:やけどさ、短期的に換金できるものをリリースしようと思ったら、多分やけどたかがしれてるやん。SEOなりなんなり小手先でパパッとやっても、ほんまに小銭しか稼がれへんやん。

松田:うんうん。

倉留:で、松田も中垣も絶対的に価値があると思って温めていると…それにまあこんなメディア他にないし、そもそも勝ち筋としてそれしかないと思う

中垣:そうやねん。温めに温めた結果花開けば、桁違いに稼げると思う。commmonがないとめちゃくちゃ困る人が出てくるはずやねん

倉留金を稼ぐならむしろその方法しかないっていうのが、そもそもシンプルな話としてあるよね。安売りしてもね…

勝つためには競走を避け資本を蓄積すること、そのためには誰も取り組んでいない、未だ資本の蓄積が進んでいない分野で最初で最後の一人になることが重要です。では分野を選択するにあたってその独自性、唯一性は何によって担保すればいいのか。それは自分が他でもない自分であるということによって、つまり自分が好きなことに確信を持って邁進することによってこそなのです。

中垣:安売りするとセミナーというか、自己啓発的なものになっちゃうよね。

c 見栄を張らなくてもいい世界線

中垣:でもこれは結構いいと思ってるねんな。まあ松田は困ってるけど、少なくともおれは働いてるし、来てる人も大体は働いてる。お金に余裕がある上でやってるから。

倉留:そこに余裕があるよね。むしろそこからしか生み出されへんようなものがあるっていうのは、側から見てても思うな。

中垣:前にちょっと話してたよね。ハンナ・アーレントが理想視するローマ時代の~みたいな。

松田:あー、はいはい。まあおれらに奴隷はおらんからね、平日昼間は自分で奴隷をやってるねんけど笑

中垣:なんかハンナ・アーレントっていう政治哲学者がね、ある種仮想的にではあるけれど、ローマ社会における市民が人間のあり方の理想だみたいなことを言ってるのね。

倉留:はいはい。

中垣:その市民は何をしていたかって言うと、経済的な損得は関係なしに議論をしていたと。それがどうして成り立っていたかって、奴隷がおってそいつらが代わりに労働していたからだ、みたいな話があって。

倉留:あー、はいはい。

中垣:それにのっとると、我々は平日は奴隷をやっていて、その代わり週末は市民をやっていると。まあもちろんハンナ・アーレントの考え方にも批判は全然あるねんけどね。

中垣:まあこれね、見つけた人は結構おもしろいかなと思うんやけどね。「はぁ?」みたいな。「なんでこんなんあんの?」って笑

松田:ね。最近はその線での洗練がすごいからね。

中垣:最近ちょっと、トップに各ページのアイキャッチ画像があってもいいのかもとは思ってるよ。

松田:それはね、まあそうやんな。

中垣:そもそもトップの記事一覧がタイトルと本文だけでアイキャッチ画像を一切出していない理由やねんけど、アイキャッチ画像がトップにあるとおしゃれな画像に目がいっちゃうやん。そうじゃなくてちゃんと文字を読んでほしいねん

倉留:あー、はいはい。

なつき:そんなこだわってんだ。

松田:ビジュアルという意味での感覚的インプットが快だったからって流入されても困るねん。だからトップページの時点で「文字コンテンツなんでしっかり読んでくださいね」ってところのコンセンサスを得ておきたいねん。

倉留:ふるいにかけられてるんや笑

倉留:振り込め詐欺とかもさ、やたらアホっぽい「絶対こんなん引っかからへんやろ」みたいな文章ばっかりやん。

松田:はいはい。

倉留:あれも、それでも騙されるやつはスムーズに騙せるっていうことらしい

松田:なるほどね笑

倉留:むしろそのためにアホ向けの文章にしてるらしい。まともな人間はそもそもリンク踏まへんから、相手からしたら余計な工数かからんで済むわけやん

中垣:なるほどね。

広告載せないの?

倉留:ドンズバで刺さるやつだけ見てくれればいいってことやんね、まあそういうやつじゃないと金も払わんやろうしね。でも、そうなると広告がむずいよね。リスティングでクソダサい広告載るようになったら終わりやん

松田:そうやねん。だからその代わりじゃないねんけど、意味分からん広告記事作りたい気持ちがちょっとあるねんな。

中垣:あー。

松田:例えば企業の人事担当者をcommmonに呼ぶねん。で、ひとしきり会社について聞いて、それを文字起こしして記事にする。もちろんおれら的におもろい話が出てこなかったらボツにする。

c コンサル業界ってこんな感じ

c コンサルの「上がり」

c コンサルはフリーランス

中垣:笑

松田:でも読者層的にもそういう企画は十分成り立つと思うよ。

倉留:やけど、やっぱりそういうスタンスはずっと保ち続けんとあかんよな。まあ松田と中垣がおる限りそうなるやろうけど。

中垣スマートホームグッズのレビューする?笑

スマートホームグッズ嫌い勢

c 不誠実な中流根性

松田:そうやね笑 ヨドバシカメラからスマートホームガジェットをありったけ提供してもらって、全部試した上で1~2個しか褒めない。しかも使い方を超限定して紹介する。

倉留:それ逆に売れそうやけどな笑

中垣「ここの色だけは嫌だったんでマッキーで塗りました」とかね。

c スターバックスカードをハックする

倉留:最高やん。

広告の出稿お待ちしております

2020年8月7日
Aux Bacchanales 紀尾井町


オーバカナル 紀尾井町
HeaderImage: The New Otani

東京のパリ、オーバカナル。「内装、カトラリーからメニュー、サービスにいたるまでフレンチスタイルを追求しています」と公式サイトにある通り、ふてぶてしいギャルソンや「リモナード」と発音しないと聞き返されるレモネードなど、フルスイングでパリを実践しているカフェ/ブラッスリーである。
ここでの仕事が長いと、勝手にフランス語が話せるようになるらしい。

AUX BACCHANALES – The New Otani