なんでこんなことしてるの?
なつき:「こんなのよくネットに上げられるな」って2chに書かれてたって話、それは確かにってちょっと思ったんだけど、それに対する答えが松田とか中垣の中で用意されているわけではないの?
中垣:
なつき:そうそう。明確な答えがあると思ってた。
中垣:別に
人生はJUST DO IT
c the only easy day was yesterday
c 選択とその排他性
なつき:あー、まあそうだね。
中垣:何か目的があってというよりは…まあもちろん目的はあるねんけど、
なつき:「単純におもしろいから」っていうのも全然あると思うんだけど。
松田:少なくとも、
なつき:あー…
松田:自己目的的なところはあるよ。まあいいように言うならね、
松田:でも例えばシンクロエナジャイザーのやつとか、あれをアップすることによってシンクロエナジャイザーが何かについて困る人はいなくなるやん。
中垣:
松田:
なつき:ふーん。
倉留:なるほどね。
中垣:逆になんでそんなことが気になんの?とは思う。
なつき:まあまあ。
中垣:「エゴでやってんじゃねえの?」っていう意味を込めた「なんで?」なのだとしたら、それは別に否定しない。
松田:まあもっと一般的な話としてさ、commmonが存在することの説明可能性って低過ぎるとは思うねん。それに
中垣:あー、それはちょっと思う。もうちょっとちゃんと言語化したいね。
これお金にしないの?
なつき:なんて言うかな、たまにお金が発生するかどうかだけで物事を考えてしまうときがあって、そのときに
中垣:あー、まあそれはそうやね。
松田:それに関してはいろいろと言いたいことがあるねんけど、おれは少なくとも、
なつき:あ、じゃあお金にしようとは考えているんだ。
松田:うーん…まあ
なつき:あー。
松田:まあね、やや不思議な感覚ではあるけど。
中垣:何かでお金を稼ぐっていうのはさ、それにお金を払う価値を誰かが見出しているってことやんか。そこが早い商品もあれば遅い商品もある、つまり
中垣:ってなったときに、commmonは後者の商品ではあると思うんだけど、
日本のトップエリート勢揃いの異業種交流会も開催できますけどしません
松田:今の中垣の話をおれの言葉で言うなら、我が子を中卒のブルーカラーワーカーにさせるのか、大卒のエリート総合職にさせるのかみたいな、そういう感じの話かな。
中垣:あー、そうやね。
松田:要は単純再生産と資本の蓄積みたいな話として捉えてるねんな。
中垣:そうやねそうやね。
松田:あとはじゃあ資本の蓄積…まあここでは文化資本とか社会資本になるんやろうけど、その蓄積が極まった先でほんまにcommmonに価値は見出され得るんかって話やねんけど、少なくとも今commmonに来ている人もいれば見ている人もいると。
松田:まあね、具体的に突っ込まれたらいくらでも言われようはあるから、これ以上強く主張することはしないけれども。
なつき:なるほど。
commmonの勝ち筋
倉留:やけどさ、
松田:うんうん。
倉留:で、松田も中垣も絶対的に価値があると思って温めていると…それにまあこんなメディア他にないし、
中垣:そうやねん。温めに温めた結果花開けば、桁違いに稼げると思う。
倉留:
勝つためには競走を避け資本を蓄積すること、そのためには誰も取り組んでいない、未だ資本の蓄積が進んでいない分野で最初で最後の一人になることが重要です。では分野を選択するにあたってその独自性、唯一性は何によって担保すればいいのか。それは自分が他でもない自分であるということによって、つまり自分が好きなことに確信を持って邁進することによってこそなのです。
中垣:安売りするとセミナーというか、自己啓発的なものになっちゃうよね。
中垣:でもこれは結構いいと思ってるねんな。まあ松田は困ってるけど、少なくともおれは働いてるし、来てる人も大体は働いてる。お金に余裕がある上でやってるから。
倉留:そこに余裕があるよね。
中垣:前にちょっと話してたよね。ハンナ・アーレントが理想視するローマ時代の~みたいな。
松田:あー、はいはい。まあおれらに奴隷はおらんからね、平日昼間は自分で奴隷をやってるねんけど笑
中垣:なんかハンナ・アーレントっていう政治哲学者がね、ある種仮想的にではあるけれど、
倉留:はいはい。
中垣:その市民は何をしていたかって言うと、経済的な損得は関係なしに議論をしていたと。それがどうして成り立っていたかって、奴隷がおってそいつらが代わりに労働していたからだ、みたいな話があって。
倉留:あー、はいはい。
中垣:それにのっとると、
中垣:まあこれね、見つけた人は結構おもしろいかなと思うんやけどね。「はぁ?」みたいな。「なんでこんなんあんの?」って笑
松田:ね。最近はその線での洗練がすごいからね。
中垣:最近ちょっと、トップに各ページのアイキャッチ画像があってもいいのかもとは思ってるよ。
松田:それはね、まあそうやんな。
中垣:そもそもトップの記事一覧がタイトルと本文だけでアイキャッチ画像を一切出していない理由やねんけど、
倉留:あー、はいはい。
なつき:そんなこだわってんだ。
松田:ビジュアルという意味での
倉留:ふるいにかけられてるんや笑
倉留:振り込め詐欺とかもさ、やたらアホっぽい「絶対こんなん引っかからへんやろ」みたいな文章ばっかりやん。
松田:はいはい。
倉留:あれも、
松田:なるほどね笑
倉留:むしろそのためにアホ向けの文章にしてるらしい。まともな人間はそもそもリンク踏まへんから、
中垣:なるほどね。
広告載せないの?
倉留:ドンズバで刺さるやつだけ見てくれればいいってことやんね、まあそういうやつじゃないと金も払わんやろうしね。でも、そうなると広告がむずいよね。
松田:そうやねん。だからその代わりじゃないねんけど、
中垣:あー。
松田:例えば
中垣:笑
松田:でも読者層的にもそういう企画は十分成り立つと思うよ。
倉留:やけど、やっぱりそういうスタンスはずっと保ち続けんとあかんよな。まあ松田と中垣がおる限りそうなるやろうけど。
中垣:
スマートホームグッズ嫌い勢
c 不誠実な中流根性
松田:そうやね笑 ヨドバシカメラからスマートホームガジェットをありったけ提供してもらって、全部試した上で1~2個しか褒めない。しかも使い方を超限定して紹介する。
倉留:それ逆に売れそうやけどな笑
中垣:
倉留:最高やん。
広告の出稿お待ちしております
2020年8月7日
Aux Bacchanales 紀尾井町
東京のパリ、オーバカナル。「内装、カトラリーからメニュー、サービスにいたるまでフレンチスタイルを追求しています」と公式サイトにある通り、ふてぶてしいギャルソンや「リモナード」と発音しないと聞き返されるレモネードなど、フルスイングでパリを実践しているカフェ/ブラッスリーである。
ここでの仕事が長いと、勝手にフランス語が話せるようになるらしい。