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ことば エンタメ

まじで最近のWIREDはなんなん

5 years

中垣:松田には言ったけどさ、この冒頭の文章、みなとも読んでみてくれへん?

ネイバーフッドの逆襲

「人を場所から切り離して理解することはできない。人間は場所なのである」という哲学者ガブリエル・マルセルの言葉に倣うならば、ぼくの大部分は鎌倉という場所でできている。近所や徒歩圏にこれだけの友人知人がいるなんて小中学校以来だし、ホームコースである裏山のトレイルを走れば隣町に暮らす母のマンションや父が眠る峠の墓地も眺めることができる。何より、「未来のことを考えるなら、自然の中で考えよう」という信念を、『WIRED』編集部の鎌倉分室を起点に実践するフィールドでもある。

鎌倉や逗子の地元コミュニティが心地いいのは、ネイティヴであれ移住組であれ、この土地が好きな人々が集っている点だ。人類が自然の創造物に本能的に向ける愛情を「バイオフィリア」と呼ぶように、人と場所や環境との情緒的な結びつきを、地理学者のイーフー・トゥアンは「トポフィリア」と名付けている。こうした土地(トポス)への愛着は、ネイバーフッドを語るうえで欠かせないマインドセットのひとつだ。そもそも「ネイバーフッド」という言葉は多義的で、近所や近隣の人々、近隣住区、あるいは親しさといったニュアンスを含んでいる。ここでは、ある種の「場所」に根差した人間同士のつながりと定義してみよう。

都市の近代化は、こうしたネイバーフッドをことごとく解体してきた。それは、都市計画の宿命でもあった。建築家の黒川紀章は著書『都市デザイン』のなかで、いまからおよそ100年前のル・コルビュジエと近代建築国際会議(CIAM)の理念を引きながら、機能的な都市における近隣住区というコンセプトの限界をこう表現している。「都市は開いた構造を求めているのである」

パンデミックによるロックダウンは、移動の不自由という制約によって都市を閉じたことで、ネイバーフッドの再発見をわたしたちに促している。これまで都市という欲望を突き動かしてきた経済資本だけでなく、そこで人間同士が紡ぐ社会関係資本やその土地に固有の自然資本、蓄積してきた文化資本といったパラメーターが突如として前景化した。それは同時に、日本における「ネイバーフッドの貧困」を露わにもした。世界中でロックダウン中に自殺率が下がった一方、日本で女性の自殺率が上がったことは、海外でも驚きをもって報じられた。不況のしわ寄せが女性に向かう「She-cession」と呼ばれる状況は各国にあれど、日本ではそうした経済の貧困の先に人間関係の貧困が現れていると、法政大学の保井美樹は著書『孤立する都市、つながる街』で指摘する。

ノーベル文学賞受賞後初の長編『クララとお日さま』を発表したカズオ・イシグロはそのインタヴューで、「縦の旅行」と「横の旅行」について語っている。世界中を飛び回っても同じ価値観の人々としか会わず、グローバルな同質性を強化する一方の「横の旅行」に対し、同じ通りに住んでいる人々でさえ、まったく違った世界に住んでいて、そうした人たちをもっと知る「縦の旅行」が必要ではないか、というものだ。

いまや「縦の旅行」を促すネイバーフッドの再構築が、世界中で始まっている。市民の手で公共空間を真のコモンズ(共有地)へと変えていくタクティカルアーバニズムやウォーカブルシティの構想はすでにパンデミック前から存在した。成長か脱成長かという不毛な二元論を超えて、人も経済もカルチャーもあらゆる関係資本が循環することで、まるで電流から磁場が生まれるように、多様なネイバーフッドが立ち上がっているのだ。

「わたしたちはテクノロジーの影響を短期的には過大評価し、長期的には過小評価する傾向がある」という有名なアマラの法則は、当然ながら都市という太古からのテクノロジーにも当てはまる。パンデミックが都市にもたらした影響について、ワクチンが行きわたった国々で人々が続々と街に戻って賑わいを見せる様子を見ると、この1年で都心の人口が減り、オフィスの売却や縮小が相次ぎ、飲食店が苦境に立たされたのも、短期的で過大な反応だったと思えるかもしれない。でも都市がその機能を止めたことで、人類はまるでSFプロトタイピングのような決定的な瞬間を経験した。結局のところこれは、インターネット誕生後に人類が初めて経験し、共有し、オンラインでつながったパンデミックだったのだ。その長期的な影響を、決して過小評価してはならない。

スマートシティやデジタル田園都市といった「都市計画」は、これから世界中で実装されていくだろう。物理世界とヴァーチャル世界が鏡合わせになったミラーワールドになっても、ぼくたちはささやかなトポフィリアをそこに抱き続けるはずだ。なぜならそれが人間の本能であり、昔もいまも、リジェネラティヴな都市の唯一の原動力だからだ。ネイバーフッドの逆襲は、すでに始まっている。

Source: WIRED.jp

ネイバーフッドの逆襲:雑誌『WIRED』日本版VOL.41の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ – WIRED.jp

みなと:はいはい…とりあえず最初の方で、なんか言葉がいっぱい出てくるね

松田:せやねん、ほんまクソやんな。

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ファッション ライフハック

ブランドのブティックでふてこい接客されてむかついてんのはおかしくね?

6 years

松田:そもそもそういうゲームやんって話やねん。

みなと:うん。

松田ブランドもんに見出し得る魅力のかなりの部分が、まさにその排他性によって担保されているんであって、お前がゲームに参加しようとしたらソッコー負けたからってわがまま言ってんじゃないよって話

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ファッション 生きづらさ

自分の服は全部自分で洗いたい

5 years

明石洗濯の話をしてもいいですか?

松田:はいはい。

明石:前に、もしいくらでもお金があれば自分のためのコインランドリーを作りたいって話してたじゃないですか。あれめっちゃ共感して

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おもしろ小ネタ

カリフォルニアという幻想 / 京都にビバリーヒルズ

5 years

中垣カリフォルニアという幻想って話…したことあるっけ?

松田:それ知らんなぁ笑

中垣:なんか最近ちょっとはまってて、例えば日本人にとってのパリとかニューヨークとかもそうやけど、それぞれの都市に対する憧れがあって、具体からはちょっとかけ離れた何かを託してたりするわけやん

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ことば 学ぶ

具体例から考える、正確な言語運用

6 years

中垣:なんかさ、正確な言葉を使うのってすごい大事やし、結構むずいなとも思うねんな

松田:はいはい。

中垣:今からの話は勝手な自問自答やねんけど…「意味が無い」ってよく言うやん。「そんなことしても意味が無いやん」とか、普通によく言うと思うねんけど、これも結構、便利やけど正確じゃない言葉やなと思ってて

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いいこと思いついた 人生 思索

自殺は餓死しか許されません

5 years

中垣:自殺をするなら餓死しか許されないよね。

西川:え、そうなんですか?

中垣:そうです。自殺は餓死しか許されません

西川:へー。

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TOKYO 人生 仕事 生きづらさ

東京でしっくりきていない人を地方に移住させるには

6 years

脇山:地方移住のまとめサイトとか、それを誘致してる自治体のサイトとか見てて思うんだけど、なんか地方移住とか空き家活用とかってちょいちょい盛り上がってはメディアで取り上げられたりするけど、結局は東京への人口流入の方がずっと多いわけじゃん

東京都の人口、1400万人を突破 コロナ禍でも一極集中 – 日本経済新聞

松田:うんうん。

脇山:この5月か6月だけちょっと逆転したけど…みたいな。それで…じゃないけどひとつ思ったのは、地方の人が地方をプレゼンしたり、地方に移住した人が地方移住をプレゼンするときのやり方を、もっと真摯にした方がいいと思って

東京人口流入に急ブレーキ、コロナショックで一極集中は変わるのか – Bloomberg

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ゴシップ ファッション

BEAMS PLUSとインディアンジュエリー

5 years

なつき:今日はね、この後ビームスプラスを見に行こうと思ってて

松田:ビームスプラスか、それはいいね。

BEAMS PLUS
Image: BEAMS

1999年、“永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに、<BEAMS>が培ってきた経験を生かした”アメリカがもっとも良かった頃のスタイル”を提案するためにスタートしました。オリジナル、インポート、一点物のヴィンテージクローズ、雑貨などの品揃えで、当時のオリジナルスタイルを継承しながらも、単なるリバイバルやノスタルジーにとどまらない、次世代へと続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求しています。

Source: BEAMS

BEAMS PLUS – BEAMS

みなと:ビームスプラスとビームスは何が違うの?

中垣:プラスは煎じ詰めたアメカジというか、最初期のビームスっぽいスタンスでずっとやってるねん

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仕事 学ぶ

臨床心理士と公認心理士

6 years

匿名
臨床心理士・公認心理士

普段からcommmonに参加している🐹のお母さん。大学の教員として、またカウンセラーとして活躍なさっています。
どういうお仕事なのか? どうして今の仕事を選んだのか? おすすめの本ってありますか?…悩むことについてはプロの我々が、本職の方にうかがいました。

松田:お仕事は心理の先生だとうかがってたんですけど、今は臨床心理士をなさってるんですよね?

🐘:そうです。それと公認心理士です

臨床心理士とは – 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会

公認心理師 – 厚生労働省

松田:なんか資格が変わったんですよね。よくは知らんけど。

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ファニチャー ライフハック

理想の椅子

7 years

みなと:普段椅子に座ってるときはさ、これくらいのリラックスした姿勢でいたいんだよ

椅子に座っているときの彼はほんとダラっとしてる

みなと:でも座って寝なきゃいけないとき、例えば飛行機とかだとさ、腰を立てないと絶対に寝られないじゃん。ダラーっと座ってたら首とかすげえ痛くなるし。腰を立てた状態だと真っ直ぐで安定できるというか、背骨の上に頭が乗ってるから変に疲れたりしないでしょ