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いいこと思いついた ファッション

嗅覚のマーケティング

5 years

倉留:今の人の香水、たぶんヴェルサーチのブルージーンズやと思う。

Image: Amazon.com

ヴェルサーチ ブルージーンズ

松田:よう分かんな。

commmonは香水リテラシー高め

倉留:そう言えばさ、コンサルティングの世界でと言うか、飲食でもアパレルでも、匂いが売り上げに与える影響ってあんまり考えられてない感じせえへん? まあ定量的に示されへんからなんかなとは思ってんねんけど。

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ことば エンタメ

まじで最近のWIREDはなんなん

4 years

中垣:松田には言ったけどさ、この冒頭の文章、みなとも読んでみてくれへん?

ネイバーフッドの逆襲

「人を場所から切り離して理解することはできない。人間は場所なのである」という哲学者ガブリエル・マルセルの言葉に倣うならば、ぼくの大部分は鎌倉という場所でできている。近所や徒歩圏にこれだけの友人知人がいるなんて小中学校以来だし、ホームコースである裏山のトレイルを走れば隣町に暮らす母のマンションや父が眠る峠の墓地も眺めることができる。何より、「未来のことを考えるなら、自然の中で考えよう」という信念を、『WIRED』編集部の鎌倉分室を起点に実践するフィールドでもある。

鎌倉や逗子の地元コミュニティが心地いいのは、ネイティヴであれ移住組であれ、この土地が好きな人々が集っている点だ。人類が自然の創造物に本能的に向ける愛情を「バイオフィリア」と呼ぶように、人と場所や環境との情緒的な結びつきを、地理学者のイーフー・トゥアンは「トポフィリア」と名付けている。こうした土地(トポス)への愛着は、ネイバーフッドを語るうえで欠かせないマインドセットのひとつだ。そもそも「ネイバーフッド」という言葉は多義的で、近所や近隣の人々、近隣住区、あるいは親しさといったニュアンスを含んでいる。ここでは、ある種の「場所」に根差した人間同士のつながりと定義してみよう。

都市の近代化は、こうしたネイバーフッドをことごとく解体してきた。それは、都市計画の宿命でもあった。建築家の黒川紀章は著書『都市デザイン』のなかで、いまからおよそ100年前のル・コルビュジエと近代建築国際会議(CIAM)の理念を引きながら、機能的な都市における近隣住区というコンセプトの限界をこう表現している。「都市は開いた構造を求めているのである」

パンデミックによるロックダウンは、移動の不自由という制約によって都市を閉じたことで、ネイバーフッドの再発見をわたしたちに促している。これまで都市という欲望を突き動かしてきた経済資本だけでなく、そこで人間同士が紡ぐ社会関係資本やその土地に固有の自然資本、蓄積してきた文化資本といったパラメーターが突如として前景化した。それは同時に、日本における「ネイバーフッドの貧困」を露わにもした。世界中でロックダウン中に自殺率が下がった一方、日本で女性の自殺率が上がったことは、海外でも驚きをもって報じられた。不況のしわ寄せが女性に向かう「She-cession」と呼ばれる状況は各国にあれど、日本ではそうした経済の貧困の先に人間関係の貧困が現れていると、法政大学の保井美樹は著書『孤立する都市、つながる街』で指摘する。

ノーベル文学賞受賞後初の長編『クララとお日さま』を発表したカズオ・イシグロはそのインタヴューで、「縦の旅行」と「横の旅行」について語っている。世界中を飛び回っても同じ価値観の人々としか会わず、グローバルな同質性を強化する一方の「横の旅行」に対し、同じ通りに住んでいる人々でさえ、まったく違った世界に住んでいて、そうした人たちをもっと知る「縦の旅行」が必要ではないか、というものだ。

いまや「縦の旅行」を促すネイバーフッドの再構築が、世界中で始まっている。市民の手で公共空間を真のコモンズ(共有地)へと変えていくタクティカルアーバニズムやウォーカブルシティの構想はすでにパンデミック前から存在した。成長か脱成長かという不毛な二元論を超えて、人も経済もカルチャーもあらゆる関係資本が循環することで、まるで電流から磁場が生まれるように、多様なネイバーフッドが立ち上がっているのだ。

「わたしたちはテクノロジーの影響を短期的には過大評価し、長期的には過小評価する傾向がある」という有名なアマラの法則は、当然ながら都市という太古からのテクノロジーにも当てはまる。パンデミックが都市にもたらした影響について、ワクチンが行きわたった国々で人々が続々と街に戻って賑わいを見せる様子を見ると、この1年で都心の人口が減り、オフィスの売却や縮小が相次ぎ、飲食店が苦境に立たされたのも、短期的で過大な反応だったと思えるかもしれない。でも都市がその機能を止めたことで、人類はまるでSFプロトタイピングのような決定的な瞬間を経験した。結局のところこれは、インターネット誕生後に人類が初めて経験し、共有し、オンラインでつながったパンデミックだったのだ。その長期的な影響を、決して過小評価してはならない。

スマートシティやデジタル田園都市といった「都市計画」は、これから世界中で実装されていくだろう。物理世界とヴァーチャル世界が鏡合わせになったミラーワールドになっても、ぼくたちはささやかなトポフィリアをそこに抱き続けるはずだ。なぜならそれが人間の本能であり、昔もいまも、リジェネラティヴな都市の唯一の原動力だからだ。ネイバーフッドの逆襲は、すでに始まっている。

Source: WIRED.jp

ネイバーフッドの逆襲:雑誌『WIRED』日本版VOL.41の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ – WIRED.jp

みなと:はいはい…とりあえず最初の方で、なんか言葉がいっぱい出てくるね

松田:せやねん、ほんまクソやんな。

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いいこと思いついた ファッション 未来

テクノロジーに感じる情緒

4 years

中垣Apple Watch のステンレスのゴールドを見に行ってんけど、思ってたより金ピカじゃないと言うかさ。

Apple Watch ゴールドステンレススチールケースとミラネーゼループ – Apple

松田:結構ええ感じの沈んだ金色やんな

中垣:そう。「お前それ金やん…」みたいなやらしい感じはそこまでなかった。で、それを見たときに思ってんけど、あれって言うてもまだ厚みがあるやん

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シーマがほしーま

6 years

松田おれは日産のシーマに乗りたい

みなと:シーマってそんな特殊なの?

松田:シーマって900万円くらいで、国産セダンとしては結構高いねん。クラウンよりも高い、日産のフラッグシップやねんな。でもグレードは何種類もなくて、なんぼ言うても日産で、要はこれ買っとけばええというか、時計で言うところのGSみたいな、スノビズムのレースから一瞬で降りられる感じの車やと思う

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思索

ミニカーからの光景

6 years

中垣:このミニカーがあるとさ、この運転席にいる人の気分になってテーブルの上のものを眺められるわけ。コーヒーカップが2個並んでるのを見上げて「うわー、門みたい」とか、シンプルにそう思えるねん。思えるやん?

松田:確かに思えるな。

中垣:それって結構すごいことでさ、ミニカーがなかったらなかなかそうは見られへんねんけど、これがあるだけで テーブルの上のスケール感をミニカーに合わせることができるわけやん

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おもしろ小ネタ ことば

路上喫煙の注意の仕方

4 years

松田:昨日赤坂を歩いてたら路上喫煙してるやつがおってんけど、それに対して…まあこれはわざわざ言及すべきことかは知らんが、その辺の店から出てきたUberEatsの配達員がそれを見て、「ここ、路上喫煙禁止ですよ」とか言っててんな。

UberEatsの配達員まじでなんでもいるな

c 医学科のやばいやつ

河東:配達員が注意する側ね?

松田:そうそう。あいつがどういうモチベで注意してたのか、おれには全く分からなくて…

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外国のこと

イスラムにおける「善い行い」

6 years

松田:さっきみんなが来る前、シャルリー・エブド襲撃事件に関する記事を読んでてんやんか。その記事に関してこの観点はおもしろいんじゃねってみなとが言っててんけどさ、前にコーランは読むものではなく口に出すもんやって話をしたやん

シャルリー・エブド襲撃事件 – Wikipedia→

西川:へー。

松田イスラム圏での初等教育って、とにかくコーランをばり読ませるらしいねん。そうやってコーランを覚えるのがまず最初のステップやねんな。ほんでこの覚えるっていうのは、暗記するんじゃなくて暗唱できるようになることやねん。

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学ぶ

正しく伝わる言葉

6 years

中垣:日本語の組み立て方みたいな、形容詞をどういう順番で並べるかみたいな話がしたい

みなと:大きい赤い…みたいな?

中垣:あーそうそう。例えば「昔からあるあそこの美味しいパン屋さん」なのか、「あそこの美味しい昔からあるパン屋さん」なのかみたいな話。どの語順で並べるとしっくり入ってくるのか、みたいな。

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お金のこと したいこと 仕事

「コンビニバイトすれば大丈夫だから」

5 years

みなと:いい大学出て、ある程度名前の知れた会社に入ってたらさ、普通にいけば昇進していくなりしてちゃんといい暮らしができるって分かってる中で、自分がやりたいと思ったことと今の生活を天秤にかけちゃって、やりたいことに踏み切れないみたいなことってあると思うんだけど…

松田:うんうん。

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学ぶ

アホの書く文章

5 years

中垣:このあいだ八月が言っててんけどさ…

八月さん、な

松田:うん。

中垣GINZAのウェブ媒体で、恋愛部長っていうwebライターみたいなんがおるらしいねんな。で、その人が連載を書いてるねんけど、その中のひとつに「三角関係を乗り越えるには」みたいな記事があるねんけど…